CCDカメラプロジェクト   

車には死角があります。

CCDカメラを適度な位置に配置し、車内からモニタすることによって
事故を未然に防ぐという計画です。
CCDカメラとか液晶モニタは高いですが、一度でも事故を防ぐことによって
十分に元を取ることが出来ます。


 バックモニタを設置 2002年11月03日

秋月通商の通販で購入した、25万画素CCDカラーカメラ。

バックで止めるのが苦手なので後方モニタとして
設置してみました。
もちろん、そのままではモニタ不可能です。


と、云う訳で、ハンドル内に
液晶モニタを設置してみました。
これも秋月通商で買ったものを
細工したものです。

取付が素人っぽくて恥ずかしい・・・
手直しが必要ですね(^^;



 バックモニタ、CCD交換 2003年01月09日

前回、秋月通商の通販で購入した、25万画素CCDカラーカメラ。
青空が黄色く映るなど、挙動が変だったのでノーブランドから松下製に変えてみました。

本当にでかいよ〜、見栄え悪すぎ^^; 右側が前回のCCDカメラモジュール。\8,750
左側が今回購入した松下製です。\7,400
良いのか悪いのか不明ですけど、基板が大きいです(^_^;

ユーザーによって、ホワイトバランスのオートONOFF、
ミラー、2倍ズームを任意に切り替えられます・・・が、
#配線が面倒なのでミラーだけをONにしています。



結露したらどうしよう。。 適当な入れ物がなかったので、前回と同じ入れ物です。
当然下側がはみ出てしまいました(苦笑

#感想
付け替えた直後は、ノーブランドのと差がないように感じました。
夜間は少し明るいです(最低照度も違う)
今回、同時に液晶モニタの調整も色々と行った結果、
輝度を少し弄くることによって、納得のいく画質になりました。



ただし現実な問題として、黄色くなる現象は液晶の方に原因があると思います。
画面を(少し)上に向けると、黄色が消えて青空に戻ります(爆
これは、この液晶がDSTN液晶?で、あるためだろうと思います。
真剣に高価なTFT液晶が欲しいなぁとも思いますし、そこまで要求しないだろうとも思います(^_^;

一番の問題は、下に置いている太陽電池パネルが映り込むことなんですよねぇ(^_^;
場所を変えてみようかと思っています。




 バックモニター移設  2003年9月18日

リアウィンドウにバックモニタを付けていましたが、
ガラスに反射して下に置いている太陽電池とか映り込むのが悩みでした。

で、何故かバックして良くぶつけるんですよね〜。
#肝心なところは映らない&コンクリートなので相手側に支障は無いんですが(^^;

新型プリウスにはバックモニタが最初から付いていますし
何か良い設置場所は無いかなぁとず〜っと思っていたんですが、
自分はキーでトランク開けるので、「そこを使おうじゃない」かと云うことになりました。

今回は単純かと思いきや トランクのパネルと、
鍵を外したところです。


きゃー格好いい(w リアウィンドウにあったCCDカメラを
差し込んで設置完了!
特に移動中は ド迫力に後ろが映ります(^^;



そうは言っても、雨が降ると一発でお釈迦になるので
何とかしなくちゃいけません。
カー量販店で売っているCCDカメラは1.5万円以上します。
#デザインはCCDカメラ単体に変な防水処置をするよりは優れていますよね(^^;

今回失敗したら次回は買うと云うことで、手持ちの品でチャレンジ(ぉぃ


どろんこ遊びしているみたい 防水用のブチルテープでベタベタ覆います。
#幅5cm、長さ20メートルで880円。

これ自体で、防水と粘着を兼ねるので簡単です。
問題はベタベタして扱いにくい点でしょうね。


にょき 正面からカメラを出したところです。


まるでフランケンシュタインですよ。 防水のため、グルグル巻きにします。

正面には、プラスティックの板を貼り付けて
念入りに防水します。

   ↓結果

#とっても見苦しい(T_T


丁度湾曲しているので取り付けにくいね〜 裏側から見たところです。

白い矢印はナンバープレート照明が
付いている部分です。

黄緑の矢印は、鍵が付いていた棒です。


正面からだと自分自身が映り込むので撮りにくいっす バックモニターを撮したところ。

かなり地面ばかり映っていますけど
なかなか迫力に映ります。


問題はカメラの見栄えですね(死

追記;翌日、雨が降って水が浸入しました(死




 液晶モニタ統合コントロール   2004年1月25日

以前、秋月通商の格安液晶モニタを用いて、バックモニタとビデオモニタを作った。
しかしパチンコ&室内で使うことを前提とされた液晶だったために、
応答速度が著しく遅い(速い画面はぶれる)、寒さ暑さに弱いという欠点を持っていた。
#暑さに対してはFANで冷やすという裏技で対処してた。


今回、Panasoicの液晶モニタを導入してみたので、ついでに各種映像を
色々な状況で使えるように設計してみた。

パナソニックのページより拝借   特徴 メーカーページより
スリムなボディの7V型ワイドモニター
異なる2つの映像を同時に楽しめる便利な2画面表示機能
カメラ映像に自動的に切り替わるバックギア連動機能付
(ノーマル/フル/ズーム/シネマ/ジャスト)切り換え機能

定価5万円の所を3.5万円で売っていたので通販で購入
パソコンなら15インチモニタでも3〜4万円ですけどね(^^;
こちらは、温度の耐性はどうなのだろうか。。。。


裏面にスピーカーが付いていますけど、この機種では音は出せません。
#上位機種と互換性を持たせてコストを下げるため?
まぁスピーカー一つだとモノラルになってしまうので不要でしょう。

ちなみに上位機種はチューナー付きです。
しかし私はテレビは見ないので、却下です。気になって危ないですし(^^;
#5キロ移動するごとに周波数が変わるので使えない〜(死
#しかもアンテナが美しくないです(^^;

このモニタは、2系統のビデオ端子か装備していません (それが普通だろ?という突っ込みは却下^^;)
後方モニタ、前方モニタ、AV機器に対応させるとなると最低3系統は欲しいところです。


怪しげなリレー回路 そこで、リレーを追加して4系統に対応させました。
本体のビデオ1に対して、リア&AV機器を。
ビデオ2に対して、フロント2系統のカメラを接続させます。

このコントロールはコンソールから操作できます。

なお、バック信号を受けるとAV機器からリアカメラに切り替えるようになっています。
本体のユニットもバック信号を受けると、ビデオ1に切り替わるようになっているので、
走行中はどんな画面が映っていたとしても、バックするときはリアに切り替わります。



上からの見取り図です 今回のCCDカメラの概念図です。

前側は、助手席側に搭載し死角を減らします。
バンパーと、ガラス上面の2方向から見ます。
リアもリアガラス以下が映るようにします。


9000円くらいしました。車載用と比べて格安! フロントはとにかく水を浴びるので
完全な防水にしなくてはいけません。
家庭用赤外線暗視型カラーカメラが
売ってあったので、使ってみました。
ちなみに、赤外線放射もしますが、
車では映るものが遠すぎて関係ないですね(汗



留め具で付けて両面テープで貼り付け〜 こちらは室内なので基板剥き出しです(^_^;
以前リアCCDに使っていたのと同じです。

スイッチでミラー、ズームとかが切り替えられますが、
スイッチを付ける場所が無いので見送りました。
#液晶モニタ側でズームが出来ますので不要でした。


1個余っちゃった。。。 リアCCDカメラ、試作した2機種です。
中身は同じCCDカメラです。一番最初に使ったものと同じ

黒いのは高さがコンパクトなのですが
リアにはみ出してしまい、ちょっと目立ちます。
白いのは横方向には大きかったりしますが
奥行きが小さいのでこちらを採用しました。


なんか曲がっているけど大丈夫です。 リアに留め具を付けているところ。
アルミ板を折り曲げただけのものなのですけど^^;

これを付ける事によって
カメラをやや下向きにすることが出来ます。


角度は”運”です カメラを付けたところです。

若干目立ちますが
気にしない気にしない(汗


もっとスリムなのが有れば・・・ 画像切り替えスイッチです。

白のスイッチで、フロント2系統を
赤のスイッチで、リア/AV機器を代えられます。


結構安定しています 液晶モニタを正面から撮したところ。
右側にスピーカーがあります(鳴りません)

左側にあるのがツイータです。


CCDは目で見た状況とは違いますね。 昼間は、液晶モニタの額縁がガラスに映ります。

また夜間はモニタ全体がガラスに映り込みます。
これを取り付けた直後に遠距離移動しましたけど、
あまりに鬱陶しいので夜間の運転をしていたときは、
両面テープで壱万円札を貼り付けていました(^^;


傷みたいに見えるのはガラスに塗ったレインXの後 壱万円だと車上狙いが怖いので、
アルミを切って、つや消し黒で
塗ってみました。

これで昼夜問わずに
ガラスへの映り込みが無くなりました。


   − 実践編 −

16:9だから使ってみた。 千と千尋の神隠しを上映してみました。
これは16:9のサイズなので
この液晶モニタと相性が良いです。

映りが悪いようですが、
液晶とデジカメと相性が悪いみたいです。
本当はもっと美しい映像ですよ〜♪



モデルありがとう〜(マテ 後ろに迫る後続車です。

(画像に手を加えて)ピンクに塗った範囲が
リアガラスからは見えない領域です。
最初に取り付けたときは、角度がおかしくて
地面だけが映っていましたけど(爆


高速で迫ると怖いかも 遠くから迫ってくる車を
捉えることが出来ます。

目視の場合の方が良いときもあります。


雪(水滴)が映り込んでいます 前方、2のCCDモニタを撮してみました。
ダッシュボードが映り込んでいますね。

黄色い矢印で示したところは、
車の左突端です。
#コーナーポール立てて
#LEDとかで光らせれば完璧かも?^^;


小画面の位置は変えれます 同じような状況で2画面にしてみました。
この画像は縦に伸ばされていますけど、
4:3モードにも出来ます。
#上下が黒くなります。


太陽が映ると、日食みたいに見えます^^; 赤外線暗視型カラーカメラです。
店頭で見たときから映りは悪かったです。
ブレーキのランプが目立ちますね。

赤外線主体のカメラだからかなぁ〜
雪の舞う状態でしたから映りが悪いのかも?
真夏で暑いとどうなるのか楽しみでもあります。



次に、この液晶モニタと今回の製作の特徴を説明します。
まず、直下の画像がそれぞれの系統の画像です。
#フロントは2(ガラス上部)に限定させて戴いた。
#全部のモードを説明するのは無理なので割愛させて戴きます。

画像症例

4:3で、フロントとDVDを同時に撮したところ。
上下の黒いところが勿体ないような気がしますが
アスペクト比保持を優先しているので仕方ないです。


フロントを優先にしてみたところ。
これは画像を上下に伸ばしてフルサイズにしています。

DVDは小さく表示されています。


DVDをリア画面に切り替えたところ。
ついでに、液晶モニタ側も切り替えしてみました。

フロントは先ほどとは逆に小さくなります。


DVDとフロントです。

ちなみに、DVDとリア。フロントとフロントを
同時に映し出すことは出来ません。
#やれないことはないが、複雑すぎ間違いの元(^^;


どんな状況でも、シフトをバックにすると、
リアモニタのみの映像になります。

これで死角を減らすことが出来ます♪


   − 実践編2 −

プレゼン1 デジタルカメラの液晶モニタが貧相なので、
これを使ってプレゼンテーションが出来ます。

まず端子同士を繋ぎます。

専用にを作りました。

携帯カメラの方が映りが良いよう〜(汗 プリンオフの映像を最大画面で
映したところです。

ちなみに、右側の電池のマークはデジカメの
電池が足りないことを示しています(汗


色々便利に繋げて楽しいプリウスライフが送れそうです。
今回は、チューナー付けていませんけど、2万円高い液晶モニタで可能です。

純正の高いユニットを買って、運転中は映らないとか云う悩みを抱えるよりも、
モニタを増設した方が便利かも知れませんよ(^^;


 ビデオ切り替え機 再び   2005年11月14日

プリウスに取り付けた映像切替え装置ですけど、
基板製作が随分前なので、技術的にまだ稚拙で(感光基板を使っていない)、
精度が悪く、コネクタケーブルを差すのが困難なときがあります(^^;

またリア信号を、バックが済んだ後も数秒は維持したいと云う
思惑も有って、作り直してみました。


作り直したセットです。
リレーはジャンク屋で売っていました。
コネクタは、ピンヘッダをカットして作りました。
#物凄く安くつきました(汗

新旧を並べてみました。
前はリア信号を基板に取り付けていましたけど、
メンテナンス向上性のためにコネクタ化しました。


動かしてみると、どうも思ったとおりの信号が出ません。
色々調べてみると、リレーのピンを間違えてました。

あちこち切り貼りしてなんとか修正します(^_^;


耳なし芳一? で、画像は出るようになったのですが、
どうも画像にノイズが載るんですよね(汗

しかも運用をはじめて、12分後に発生すると云う奇怪さ(汗
対策として、コンデンサを散りばめてみました(マテ




テスト運用中に、バックに入れると、AC電源が落ちることが判りました。
うちのめいた号AC電源は電圧の挙動に極めて弱いのです(涙

とりあえず、リア信号をホールドする為の電解コンデンサを外したら、
この現象は止まりました。。。

え?220μFをチャージするだけでダメですか??? ひでぇ


ところが、その後もノイズ現象は一向に改善されません(涙

思い切って、前と同じリレーを使ってみることにしました。
#保険としてコンデンサも追加(笑

なんか振り出しに戻ってきたような感じです(苦笑

このリレー、全ての足を使っているわけでもないし、
ちょっとお高く感じてしまうのが欠点かも(^^;;


ビデオ信号のケーブルはこれまでホットボンドで
固定していましたけど、あまり見苦しいので、
ワイヤーで鎹(かすがい)状態にして固定してみました。



作り直した基板を使ってみました。
全ての怪現象はきれいさっぱり消えてました(^_^;。
やっぱり値段のものだったのか・・・・
周波数帯域に応じたものを使うべきだと云う教訓が得られました(汗