DVDプレイヤー改造   2004年1月17日


DOS/Vパラダイスで、DVDプレイヤーを売っていた。
これは、通常のCD、DVDを再生するのみならず、円盤に焼いたMP3からMPEG4の動画まで
再生できるという、優れものである。見るなり買ってしまった。

ドスパラのHPより拝借 本体はこんなにスリム。
でもフルサイズのコンポですので
横幅が大きく取られています。


昨年の、10月のトヨタ会館オフに参加したときに、このプレイヤーを
車に持ち込んで再生をしつつ運転をした。
しかし助手席の足下を全て占有することから邪魔でもあった(汗
とはいえ、助手席に置くにはでかすぎます。

DVD-Rが入ってます。 天板を外してみました。中身はこんなにスカスカ〜♪
一応、ノイズの多い電源は左に、デジタルノイズの多い
処理系は右にと合理的に考えて作られています。

しかし、こんなに部品点数が少ないとは思いませんでした。


台所で作業してます^^; 側の部分を外して、各パーツを
フリーな状態にしてみました。
これでもきちんと再生できることを確認します。



よく見ると、DVD駆動部の後ろには
見慣れた配線が(ぉ



買ったのは何年前だろう・・ 我が家にあったDVD-ROMです。
これをすり替えて動くか実験してみました。

理由は、元のDVD駆動部は、天板に覆われているという
前提の元に設計されているのでDVDが剥き出しです。
更に、ピックアップに埃が付くかも知れません。
従って、取り替えたかったのです。


畳って良いね。ショートの危険性もないですし 畳の上に、散在するDVDプレイヤー(^_^;
こんな状態でも再生できるから楽しいです

結論から言えば、普通のDVD-ROMでも
きちんと稼働しました。
かなり煩いですが(汗


段々混みいってきた 幅30cm、奥行き20cm、厚さ1.6mmのアルミの板に
正面のパネルを立てるようにします。

DVD-ROMを載せる梁を作ります。
下に来る電源が干渉しないようにします。


後は電源の線だけ〜 DVD-ROMを載せました。
これで全体の80%が完成しました。

こんな事をする人は少ないでしょうね(^_^;

あと欲を言えば薄型のDVD-ROMとか
静音のDVD-ROMが欲しいですね〜


コンパクト化はオリジナル比100% 出来上がりの写真と、元の天板を並べて置いてみました。
半分以下のサイズに納まっていることが分かります。

もっとスリムになると、「助手席の下にも置けるかも!」と
野望を思いつきましたけど、ちょっと無理のようですね。
リモコンの赤外線も届かなくなりますし(^^;


DVDを再生出来ることは可能になりましたが、問題は音声です。
今のMP3プレイヤーに音を鳴らす為の配線(AUX)は付いていません。

とはいえ、今の音声システムにアンプをつけて再配線というの
骨が折れそうな仕事ですし、何分「美しくない!」(^_^;

このパターンは完全に空いていました 電源基板を見ていたところ、
+12V、-12Vの正負電源が
あることが分かりました。
その為、OPアンプで直接ヘッドホンを
駆動することにしました。



OPアンプの単価は150円です(^_^;; お気軽に作ったヘッドホンアンプです。
しかし、5532を使った本格版です。

5532は超低ノイズで、高級アンプにも使われています。
今回これを選んだのは低ノイズという以上に
高出力を得られるという特徴があるからです。

なお、写真左側のカップリングコンデンサは使用した結果、
ノイズまみれになったので、抵抗に換えました(汗


なんて適当な^^; 端子は前面のプリント基板に使っていない領域が
ありましたので、穴を開けて取り付けました。

試聴しましたが、電源が流用のものである&基板と配線が
クロスしていることから、デジタル的なノイズが載ってます(涙

お気楽度100%か? DVD-ROMの梁の部分に、ヘッドホンアンプのボリュームを。

その隣に、電源コネクタとスイッチを付けました。
これで部品の取付は終了しました。


助手席の上に置きました。 完成状態です。汚れ対策として、
基板の上にはCD-ROMのケースで
簡易的なフタをしました。
保護と基板鑑賞にうってつけです(何



足下に置きました。 助手席の足下に置いた例。


お約束。

映像を見ながら、運転することは大変危険です。
事故を起こした場合は言い訳も効きません。

私の場合は、音に重点を絞っています。
それと見慣れたアニメしか「観ません」(見えなくても映像が頭に浮かぶ^_^;)
他の同乗者が観る場合は全く問題ないでしょう。
車の中では大画面で観るわけではないでしょうから、画質上のビットレートは抑えられます。
私は40話分のアニメを放り込むことが出来ました。


 ヘッドホン   2004年1月17日


このDVDプレイヤーはヘッドホンで聴くことを前提としている。
車は騒音が伴うので、一度買ったみたいヘッドホンの候補であった
SONYのノイズキャンセリング・ヘッドホンを買ってみた。
これだと電車の中でも静寂な音を聞けそうだし、損はしないだろう。。

買ってみた〜

ご存じない方のために書くと、これは本来の音に、周りの環境の音の逆相の音を加えて
打ち消しあわせてしまって、本来の音だけにしようとするシステムである(苦しい説明だw)。

まず、耳に当たる部分はシリコンで、これは耳の穴を密閉させる。
そしてスイッチをオンにすると確かに周りの音が聞こえなくなるけど
本体の音も大きくなるようなんです(汗

しかし、これで音を聴くと周りの音は殆ど聞こえなくなります。
アクセルを踏み込んで2600rpmにしても、軽いモーターアシストの音量と同じくらいです。
#シリコンが密着しているために体を通しての振動は感じます。

或る意味、システムをオンにするのは危ないかな(汗


今日、これをつけて色々作業してみましたが、逆に鬱陶しかったです。
まず配線が服とかに擦れますけど、その音が生々しくします。
飯を食べると、顎関節の音まで聞こえます(^^;;;

と云う訳で、これは電車とか周りが煩くて、本人がじっとしている時に有効な製品かな。。