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第8巻(初版1999.1.22)
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- 第43話 梅雨の言い伝え(前編)
- 学校にて翔子は思った、“まったく男ってのはなんでこう無神経なんだろうな…”と太助をキッとにらんでつぶやく。ベランダには寂しそうに外を見つめるシャオ。翔子はシャオに声をかけるとシャオは、教室にてキリュウの試練を受けている太助をチラッと見て“うーんと…………別に…なんとなく、いるだけ…です”とまったく元気のない返事が返ってきた。翔子はシャオのその表情に驚くも次の瞬間、太助の悲鳴とそれを心配する花織とルーアンの声に振り返ると同時に呆れる。
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- 第44話 梅雨の言い伝え(後編)
- ルーアンの話を聞いた花織はとても驚いた、シャオが太助を連れてどこかへ逃げ隠れしているということを知って。花織は思わず駆け落ちでもしたのではないかと錯覚までしてしまう。ルーアンのまわりにはいつものように出雲、たかし、乎一郎が集う。たかしもシャオがそんな行動に出たとは思いもよらず叫び出す始末。出雲は冷静に話すルーアンが気になり尋ねてみると、それに同調するように花織が机を叩いてルーアンに真相を問いただす。
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- 第45話 花織のお願いお星さまゥ(前編)
- 花織は鶴ヶ丘中学校校舎屋上にてせっせと七夕の準備を一人でしている。なぜなら短冊に花織の願い事を書いて笹の枝に結びつけることで、その願い事を叶えてもらおうと一生懸命であったからだ。楽しそうに飾りを付けている花織のすぐ近くで野村たかしが遠くを見つめて一人願いが叶わず嘆いている。それはシャオがたかしの彼女には決してならないことをようやく悟ったからであった。すると花織が、「願い」は叶うんですよ、と一言。
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- 第46話 花織のお願いお星さまゥ(後編)
- 花織がこんなささいな事を短冊に書き記していることを知ったたかしは何とかしてその願いを叶えてあげようと教室で考える、考える…結局、親友の太助を危ない目に遭わせることはできないと、最初に考え出した案を後ろに投げ捨てる。掃除時間になっても考えているがなかなか思い付かない、太助が一人になったときに連れ出してしまえば…そして太助が一人になる隙を…、と太助を見張るものの、結局シャオが太助とずっと一緒にいるためにそんな隙ができないのであった。
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- 第47話 夏山で…(前編)
- シャオが歌いながら夕食の準備をしていると太助が真剣な面もちで台所にやってきた。“…シャオ、あの…さっ、山に行かないか…”シャオは一瞬戸惑ってしまうも、翔子たちとしばらく会っていなかったのでみんなで一緒に行きたいなぁと話し出す。すると太助は慌てて訂正し、“俺と、二人だけで、行かないか”勇気を振り絞っての発した言葉であった。
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- 第48話 夏山で…(中編)
- キリュウは短天扇を使い、大地の精霊として太助がいる場所を森の木々で探し出した。そばにいた乎一郎はビックリするばかりで、ルーアンは嫌みの一つを言ってみせる有り様。その頃太助は山小屋から外の様子を伺ったときに、目の前に大きな大木が生えていることに疑問を感じていた。と、ふとシャオの方に振り返るとシャオはうつむいたまま下を向いて座っている。
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- 第49話 夏山で…(後編)
- シャオがどこかにいるのか離珠とともに山の奥へ奥へと探し続ける太助。シャオに自分の気持ちを伝えたいがために山に連れてきたのに今や離ればなれに。太助は離珠に話しかけた、シャオが山野辺翔子のウソによって頑張ってくれたことを…その気持ちが太助にとってはとってもうれしく、シャオ自身も自分の「幸せ」を見つけようとしているのではないかと感じていたことも。離珠はその太助が話していることすべてをシャオにテレパシーで伝送していたことにより、シャオのところに太助の気持ちが伝えられていった。
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第9巻(初版1999.4.22)
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- 第50話 幸福いつまでも
- シャオは天気の良い空を見上げて洗濯物を取り込みながら“遠い昔のわたしが私を見て思ってる…ここはなんて平和な時代、永く苦しい旅路の果てにようやく訪れた、束の間のお休みみたい…”と。洗濯物を取り込み終わり時計を見て、日曜日は時間が経つのが早い。と、そんな時に離珠からシャオの元にメッセージが、それは軒轅が交通事故にあったというもの。慌てて家を飛び出し傷ついた軒轅の元に駆け出していくシャオ。シャオが現場に到着すると、離珠はシャオに飛びつき泣き出してしまう、離珠をやさしくなだめるシャオ。しかし軒轅の周りには人だかりができ始めている。
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- 第51話 月が届ける想い(前編)
- シャオがお買いものから戻りお家に入ろうとしたその門先にて太助の姉・那奈と出会った。久しぶりとなる那奈の帰国、うれしさのあまりシャオの方から声をかけたが、那奈の背後からひょこっとある女性がにこやかな表情でシャオに声をかけてきた。お家に入るとシャオとその女性とはなぜか意気投合、テレビのリモコン操作にも大きなリアクションで驚きを表現する女性であった。
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- 第52話 月が届ける想い(後編)
- 太助に別れを告げず一人悲しんだまま出ていこうとしたさゆりであったが、足がもつれて転んでしまった。それを見ていた那奈は、太助に忘れ去られていたことがよっぽどさゆりにとってショックであったんだろうと推察できた。さゆりをシャオの部屋に寝かしつけ、那奈はシャオにこれまでのさゆりが歩みを話した。そして那奈は太助の部屋に向かいさゆりのことを太助に聞いてみると、太助はさゆりが実の母親ではないかとすでに気付いているようであった。
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- 第53話 シャオ乙女化計画!(前編)
- 那奈が日本に戻って1週間…太助の、太助の…情けなさに憤慨する気持ちがどんどん高まっていった。そんなところに翔子が遊びに来て那奈と太助について語りだした、しかも太助の部屋で。それは2日前に翔子がシャオを訪ねて遊びに来たとき、偶然であった翔子と那奈がお互いに瓠瓜が可愛いという共通点から毎日翔子が那奈を訪ねて遊びに来るようになった。太助は那奈と翔子が毎日何を語らっているのかものすごく気になっていた。その頃那奈と翔子は、ど〜すれば太助とシャオの仲がラブラブになるのか秘策を練っているのであった。
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- 第54話 シャオ乙女化計画!(後編)
- 喫茶チャカポンの前で立っている太助のところにシャオが走ってやってきた。“太助様、お・ま・た・せ〜〜〜!”と悩ましきポーズを取ると太助は予想外のことでビックリ、言葉がなかなか出せなかった。その様子を物陰からしっかりと監視している那奈と翔子。シャオの行動にはさすがに教えた通りにに実行しているようで満足しているが、太助の行動には気が利かないとかボロクソに評価していた。そして太助とシャオが歩き出したところで、那奈と翔子も尾行を開始した。
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