- 刺客1:
- ほほう
姫君自ら出向いてくれるとはな
- 刺客2:
- 探す手間が省けたぞ
・・・・・・・・・父上、母上、今、わらわもそちらに行きます
- シャオ:
- !!
星神を呼んでいては間に合わない!
- 刺客1:
- まだ子供・・・哀れに思うが
- 刺客2:
- 姫と生まれたのがその身の不幸だ
- 刺客1:
- 悪いが死んでもらう!
父上・・・、母上・・・
- シャオ:
- 天明らかにして星来たれ
- 刺客1:
- な、なんだぁ!?
- シャオ:
- 青龍の星は召臨を厭わず、月天は心に帰せたり
来々、梗河!
- 刺客1:
- ぐはぁ!
- シャオ:
- お怪我はありませんか? 魅花様
- 魅花:
- ・・・・・・なぜじゃ
なぜかばったのじゃ!
わらわは刺客に討たれて父上母上の後を追おうとしたのに!
おぬしが怪我までしてわらわを守る必要などなかったのじゃ!
守護月天とはそこまでして、主を守らねばならんのか!?
- シャオ:
- 私は守護月天、あなたが私の主である限り、私はあなたを守ります
魅花様、一つだけ聞いてください
確かに大切な人を失うのは悲しいです
淋しくて、何も見えなくなってしまうこともあると思います
・・・でも、越えられない「悲しみ」ではありません
- 魅花:
- ・・・・・・・・・・・・
- 女中1:
- 姫様は今晩も何も召し上がってはくれません
- 女中2:
- せっかく無事に戻られてもこれでは・・・
- 魅花:
- なあ・・・離珠
シャオリンはずいぶん淋しい表情をするのじゃなあ
・・・もしかして・・・シャオリンも、わらわと同じ想いをしたことがあるんじゃなかろうか
大切な誰かを、失ったんじゃろうか・・・
あの時はそれを思い出しておったのかのうぉ
でもさっき食事を持ってきた時は、いつものように笑っておったな・・・
大切な人を失うのは悲しいです
でも・・・ 越えられない悲しみではありません
- 魅花:
- ・・・・・・・・・・・・
- シャオ:
- 魅花様、おはようございます
お食事を持って・・・
・・・・・・・・・・・・
- 魅花:
- シャオリン、おそーいぞぉ
わらわは腹が減って死にそーじゃ!
早くよこすのじゃ!
- シャオ:
- あ・・・はい
魅花様、お元気に・・・
- 魅花:
- ふふん、わらわは一国の主になるはずだった娘じゃぞ、強いのじゃ
おぬしなんかには、負けぬ!
おお? おぬし、きのうのキズはもう治ったのか?
- シャオ:
- 星神が治してくれたんですよー、すごーいでしょおゥ
- 父上も母上もいなくなってしまったが、シャオリンがいてくれれば大丈夫じゃ
わらわはきっと生きていける
そしてわらわはシャオリンに頼って生きてきた・・・ その日からずっと
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