おしえて万難地天!

ここでは原作において、成長を司る大地の精霊である万難地天キリュウについて
原作より引用して紹介します、してくれます!?
大地の精霊:万難地天キリュウ
中国に古くから伝わっている不思議な扇・短天扇に宿る大地の精霊、それが万難地天紀柳(キリュウ)
キリュウの使命とは、シャオ:「主を守り続ける」、ルーアン:「主に幸福を授け続ける」とはまったく異なり、

「主に試練を与え続ける」である!
(短天扇でものを巨大化させたり縮小したりすることで、自分を召喚した主に試練を与える)

主に試練を与え続けるキリュウはまさに生き生きとしており、生き甲斐を感じているような仕事熱心ぶりである。

性格は真面目すぎるほど自分の使命をクールに果たそうとする。
反面、人の気持ちをちゃんと把握しており、人を思いやる優しい心の持ち主でもある。

そんなキリュウは、実はとっても恥ずかしがり屋さんでもある。

また暑さ、寒さ、辛い食べ物、朝起きることがとっても苦手。

こんなキリュウだが、自分の使命をこれまで歓迎されていなかったことに寂しさを感じていた。

さて、キリュウの普段の姿は、ツナギ風の衣装が多くボーイッシュなファッションが中心である。
パンツスタイルがほとんどでスカートをはいている姿は一度もない。

キリュウ、心の変化
キリュウは自分の使命を果たすこと、これが自分に与えられた最大の苦しみでもあった現状を
一変させてくれたのが太助との出会いであった。
・・・主のために一生懸命になればなるほど嫌われてしまう・・・

太助が再び自分を召喚してくれたとき驚きと同時にわずかにうれしそうな微笑みを浮かべていた。
望んで試練を受けようとする太助の姿勢、太助の優しさや強さに自分を必要としてくれる人もいる。

このことによりキリュウはいままでの寂しさ、苦しさ、そして・・・受け入れてもらえないことのモヤモヤから
完全に吹っ切れることができ、自分の使命に誇りを持つようになり、さらに笑顔も見られるようになった。

キリュウは何千年と過ごしてきた日々の中で、自ら試練を望む主と初めて出会ったことが
彼女自身を大きく変える出来事でもあったと思う。
キリュウってお茶目さん!?
一番冷静でクールな部分を見せるキリュウであるが、実は意外なくらいの恥ずかしがり屋なのである。

初対面の人には話しかけられない、言いたいことがなかなか言え出せない、
すぐに照れてしまいうつむいてしまう・・・

キリュウのこの性格は直せるのであろうか?

キリュウの過去
はるか昔、中国が戦乱の狭間の短い平和を迎えていた頃、飛染という少年のもとで広げられた短天扇。
キリュウは飛染の目の前に召喚された。
召喚される度にキリュウはいつもこう思っていた。

いつもと同じ、最初驚いた様子で私を見つめ、しばらくすると笑って言う、はじめまして、と
笑っているのは初めだけ

私は知っている、私は何故ここにいるか、この人間は知らないだけ、
知らないから笑っているだけ、家族なら尚更

キリュウは飛染にさっそく試練を与えた、木の上に置き去りにして一人で下りてくるように、と。

当然、飛染は“そんなこと出来ないよ!”と泣き叫び、飛染の母親は怒り出す。

それは当たり前の言葉、いつも言われていた言葉

飛染の母親はキリュウに向かってこう言う。

“どうしてこの子の所に来たの?あんな扇、持ってこなければ良かった、
あんたなんていらないのよ、早く帰ればいいのに”

当たり前だったはずの言葉、その言葉があったから、私は私の役目を果たせた
役目を果たす程に近づいて来る別れの時を、つらいとは思わずにいられたから・・・

ある日、飛染の母親がキリュウに尋ねた。

“ちょっとキリュウ!飛染をどこに連れていったの!?”

キリュウは屋根の上から、あの山に置いてきた、と答える。
・・・
主殿、これが最後の試練だ、ここから自分で帰られよ
それでおしまい、わたしは短天扇に帰る
もう父上殿や母上殿の心配する姿も見なくて良くなる
頑張って越えて行かれよ、あなたはもうなんでも一人で出来るはずだ
飛染殿

飛染が無事に家路に着く姿を見届けたキリュウは短天扇を閉じてその姿を消した。

飛染殿はどうしただろう、私を捜しているだろうか
・・・・・・いや、そんなことはないだろう、私を嫌っていたのだから
・・・ああ、ここでの私の役目も終わった・・・

キリュウの気持ち
太助の姉・那奈が優しく接してくる。
どうしていいか分からないキリュウ、そこでルーアンと相談してみる。
話してみてルーアンもこの時代にやってきて変わってしまったと感じるキリュウであったが、
ルーアンが変わったのではなく、気付ける暇がなくようやく余裕ができただけだ、
とあっさりと答えられてしまった。

ルーアン殿の言う通り
「変わること」が「気付くこと」なら私はもう気付いている
ここには今までに感じたことのない優しさがあって安らぎがあって
悲しくなる程の幸せがある
でも・・・だから私は、そのことに気付かない振りをしてるのに・・・

那奈がまた接してきて、どうして嫌うのか問いかけてきた。
そのときにキリュウは思った、過去の飛染とのことを思い出しながら・・・。

ああ・・・私には変われない理由があるのに・・・
昔私が当たり前だと思っていたこと
そして変わらないでいてほしいと思っていたこと
そのことに初めて気付いた
ここがあまりにも昔とが違っていたから・・・
そう、私には変われない理由があったんだ

そしてキリュウは那奈の問いかけに突き放してしまう。
それは万難地天としての宿命と言っても過言ではない。

私は知っている
試練なんて好きこのんで受けたがる人間はいないし、嫌われて当然
その家族なら尚更・・・・・・
私のことなんて嫌っていればいいのに
その方がずっと楽なのに・・・

つぎに太助の姉・那奈とのことでシャオと相談しているときに
過去の飛染のことを思い出しながら発した言葉、

この時代で私達は変わってしまって本当にいいんだろうか
ずっとここにいられるわけではないとわかっているのに・・・
・・・いつかまた「ああ、ここでの私の役目も終わったか」と思う時が来るんだろうな

今までも幾度もそう思ったように・・・
ああ、ここでの私の役目も終わった

過去の飛染のことを思い出せば思い出すほど胸が苦しくなるキリュウ。
そして、遂にシャオの前で本音が出た・・・。

どうしよう
ここでも私は嫌われなきゃいけない、嫌われないとやっていけない
だから私は変わることはできない

でも・・・・・・・・・私、本当はずっと嫌われるのはいやだったんだ

最後になって気が付いたキリュウの答え
シャオに告げた言葉

きっと何かに気付いても私達は変わるわけじゃないと思う
自分の中で何かが変わっていくのを感じて・・・
でも変わってしまったら役目なんて果たせないと思った
だけど本当はそうじゃないって、ルーアン殿は知ってたんだな・・・

たぶんただ傷つくことより大切なものがそこにあればいいだけなんだ
誰かの役に立ちたいとか、誰かに好かれていたいとか
そんなふうに思っても役目はちゃんと果たせたんだよ
そのことに気づける余裕がここにはあっただけなんだ

・・・私はここで、私のできることで
優しくしてくれた人に恩を返さなくちゃいけない
私の力はその人達の役に立てるってずっと信じることにする
だからもう、悩んだりしないと思う

・・・いつか、別れの時が来ても
その時、主殿と那奈殿が幸せであったなら
そんなのかまわないと思ったんだ
・・・ただ
優しくしてくれたことを心から感謝できる自分でいられたなら・・・


戻る☆彡