「神風怪盗ジャンヌ」原作内容紹介

第5巻までのお話

 ある日、まろんは稚空から重大な事実を打ち明けられた。
それは仲間と思っていたフィンが実は魔王の手先だったということを・・・・・・。

 かつてフィンは、天界最大の禁忌を犯してしまい楽園から追放された。
そして消滅の門へ向かう途中に魔王に誘われ、準天使から堕天使となってしまったのだ。
 そんな事実を知り、ショックを受け落ち込んでいるまろんの前にフィンが現れ、自分たちの仲間にならないかと誘いの言葉をかけてきた。
ところがまろんにキッパリと断られてしまい、逆上したフィンはまろんのロザリオを窓の外に投げ捨ててしまった。
それを追ってまろんは7階ベランダから身を投げてしまう・・・・・・。

第6巻(2000.06.20 初版)

第23話

風、誕生

 怪盗シンドバッドがまろんのことを心配するあまり、委員長の仕掛けたワナにはまってしまい捕まってしまった。そんなとき、氷室刑事の携帯電話に都から、まろんがマンションのベランダから落ちてしまった、との連絡が入る。それを聞くや否や怪盗シンドバッドはその場からサッと逃げ出し、携帯電話で父・海生に電話し救急車を手配するように伝える。その頃まろんは自分の目の前にジャンヌ・ダルクがいることに絶叫してしまう。しかもなぜか自分の隣にノインがいることにも。しかもノインとジャンヌ・ダルクが親しく話をしていることにもまろんの頭を一層に混乱させる。そんな時、バタバタを騒がしい音がすると思いきや牢屋の看守がこちらに向かってくるようで、まろんは初めてジャンヌ・ダルクが囚われのみになっていることに気が付く。ジャンヌ・ダルクは“明日死刑になる”とつぶやくと、まろんの胸にドキッとするものが走る。ジャンヌ・ダルクはノインにその娘を連れて逃げなさいと伝えると、ノインはまろんを抱きかかえて飛び去るがまろんはジャンヌ・ダルクに一言、“私が、私があなたを助ける!必ず助けるから、まってて!”と。

第24話

「光」輝けば「影」集う

 本物のジャンヌ・ダルクの力を授かり、ついに新しい衣装となった怪盗ジャンヌに変身することができたまろん。火刑に処せられる寸前にジャンヌ・ダルクが、この国ほとんどの人が悪魔に取り憑かれているとのことで、教会の方から悪魔の気配を察知した怪盗ジャンヌは教会のステンドガラスを突き破ると、悪魔が取り憑いている絵が光っていることに気が付く。悪魔を封印しようとロザリオを握ってあれこれ考えるも、悪魔を封印するためのピンが出てこないことにあたふたすることになる怪盗ジャンヌ。すると教会を突き破った音が村民たちの耳に届き、武装した村民たちが怪盗ジャンヌめがけて弓矢を放った。弓矢の一つが怪盗ジャンヌの脚をかすり、ケガを負うこととなった。怪盗ジャンヌは村民たちの攻撃をリボンだけで応戦することになるものの、脚のケガにより思うように動くことができず。そしてついに村民たちによって縄で縛られてしまうことになってしまう・・・。

第25話

水無月くんがんばる。

 “ジャンヌが力をくれて、私は神風怪盗ジャンヌに変身できるようになったのーっ”っとVサインをしてみせるまろん、そしてそれを喜び歓迎する稚空とアクセス。とくにまろんとアクセスはなぜか仲が良くなっていて、目指せ!フィン奪回!って意気投合している。それを見ている稚空はちょっと複雑な面もち。アクセスが本当にフィンのことが好きであることを認識したまろんは、指でうりゃっとつつくと、アクセスは顔を赤らめて照れる。その会話を側で聞いている稚空はまろんを独占したいらしくうずうずしている。そしてようやくアクセスを外回りに行かせることができ、さてまろんを、と思ったときにまろんは突然電話をし始め、プッシュボタンを押している。手招きするまろん、不思議そうに近づく稚空。するとまろんは大きな怒鳴り声で受話器に向かって言い放った、“いつまで一人っきりでいさせるつもりだーっ、早く帰ってこーいっ”。まろんは震える手で稚空の指を握って父・匠の留守番電話にメッセージを入れていたのであった。

第26話

消えゆく想い

 稚空が言い放った言葉“つきあうことにしたんだ、俺たち”。まろんの目の前で稚空の腕をギュッとしがみつく都。それまでまろんが告白しようと思い詰めていたものは張り裂け、“・・・稚空の・・・ばかぁーっ”っと稚空を思いっきり殴り飛ばしたまろん。まろんはタチの悪い冗談だとばかり思っていたが、ずっとイチャイチャしっ放しの稚空と都の姿を見ていると、まろんの心はどんどん稚空を信じられなくなってくる。すると委員長がそんなまろんを心配してか、イチャイチャしている稚空に怒り始めた。がしかし稚空には軽くあしらわれてしまい、逆にまろんにフラれてしまったことがバレてしまう。まろんは委員長の怒っているトーンが下がっていくのを心配して止めに入る。そして稚空に一言、“都のこと・・・好きになったの?私にしてくれたことはうそだったの・・・?冗談でしょ?”。まろんは稚空の冗談にしては度が過ぎていることを不信に思い、本当の気持ちが知りたかったがために勇気を持って聞いたのに・・・稚空から返ってきた返事は、そんなまろんの気持ちを傷つけるものとなった。

第27話

あのね、本当はね

 怪盗ジャンヌからの予告状が都のところに届いた。トランプをしているクラスメイトたちが都に一緒にしようよと呼びかけると、都は予告状を握りしめ散歩してくると言って夜中に12時にも関わらず出ていってしまう。その頃まろんは怪盗ジャンヌに変身し準天使アクセスとコンビを組むことになる。ところでジャンヌがアクセスの手の火傷のことに関して質問すると、アクセスは“いいんだこれは・・・愛の証だからな”と一人想いにふける。ジャンヌには何のことだかさっぱり分からなかった。とその時、草陰から物音が・・・ジャンヌはそこに悪魔騎士ノインが隠れているのを知っていたのであった。ノインは恐々とジャンヌに接するしかなかった、なぜなら悪魔が都に取り憑いていることを知っていながら黙っていたのであった。しかしジャンヌはノインの気持ちも察していたのでおとがめなしで終わった。と、都が稚空を連れてやってきた。都は完全に悪魔に取り憑かれているようで、幼稚園の頃の都とまろんの思い出の写真に取り憑いていると自ら明かすほど自信を持っている悪魔であった。
第7巻(2000.08.12 初版)


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