逮捕しちゃうぞ Movie Story

Story(the second half)

 美幸は、テロリストたちが川を下って東京湾から逃走するに違いないと、墨東署署内にある横十間川漕艇場から警戒船にTODAYを積み隅田川に向かう夏実と美幸。途中、隅田川の方が3メートル程水位が高いために扇橋閘門、新小名木川水門を通過する、そのことを初めて知る夏実。その頃墨東署では後かたづけに追われる交通課婦警たち。とそこに自転車に現れたのが東海林巡査長、ヒマラヤから帰国していたのであった。杉原刑事がレジェンドの修理しているところに出くわし状況を把握することが出来た。夏実はTODAYから墨東署に無線で連絡するとその墨東署からの応答は東海林巡査長であった。夏実は一瞬戸惑いながらも東海林巡査長に、蟻塚警視正と一緒に電話の繋がるところに移動して欲しいと。
 東海林巡査長は自転車で蟻塚警視正を乗せて勝鬨橋に向かっていた。蟻塚警視正は携帯電話で海上保安庁に巡視船1隻を隅田川に移動するように伝えていた、全責任は自分がもつと言い残して。墨東署で頼子が東海林巡査長に代わって無線連絡をしていると、テロリストたちが乗っていた逃走ステップワゴンが乗り捨てられている報告を受ける。徳野警部は美幸が考えていた水上ルートの逃走は当たりかな、と話していると木下警部補は地下鉄での地上ルートの逃走も可能ではないか、と進言する。課長は美幸が作ったNAVI支援システムのCD-ROMを徳野警部に渡した、これを使うようにと。
 隅田川に入ったTODAYを載せた警戒船は目前に水上警察所属の1隻の警備船を見つけた。怪しいと感じた夏実と美幸はTODAYの拡声器で呼びかけを行うと、警備船から男が一人こちらに向かって発砲してきた。美幸はモデルガンを持って照準を合わせて、そして美幸の放った銃弾は見事その男に命中した。その頃東海林巡査長と蟻塚警視正は勝鬨橋保守管理者の小林さん、出口さんに出逢い電気設備等の確認をしていた。なぜなら都市博覧会で中止となった勝鬨橋の中央橋桁部を上げようとしているからであった。1回の揚上に3億円もかかってしまう代物を。一方東京湾では海上保安庁の巡視船「やしま」がレインボーブリッジを通過し隅田川を目指して航行していた。
 隅田川でテロリストが乗った警備船を警戒船が必死に追っている状況が続く中、夏実や美幸は警備船の体当たりに何度も警戒船から振り落とされそうになっていた。その後方からは中嶋が水上警察のジェットスキーで応援に駆けつけようとていた。その頃、墨東署では頼子の無線連絡により勝鬨橋が30年ぶりに上がることが告げられていたそのとき、課長が行方不明になっていることに気づく墨東署署員たち。課長は私服に着替え地下鉄に乗って、あることろに向かっていた。
 勝鬨橋制御部に上がった東海林巡査長、蟻塚警視正、勝鬨橋保守管理者の小林、出口。すると遠くから船の汽笛の音が聞こえてきた。それは海上保安庁の巡視船「やしま」のものであった。小林は東海林巡査長にサイレンを鳴らすように命じ、揚上レバーを回した。すると勝鬨橋中央橋桁部が2つに別れて上げられた。勝鬨橋付近にいた市民はその光景に驚き歓声をあげていた。巡視船「やしま」は勝鬨橋を支援船なしで通過するとすぐに反転し隅田川をせき止める格好となった。そこに出くわしたのがテロリストが乗った警備船とTODAYを載せた警戒船。巡視船「やしま」は警備船に警告を促し威嚇的な発砲を行う。夏実はヤケで警戒線に付いているタイヤを警備船めがけて投げつけると、見事警備船の運転室に命中する。警備船は駆けつけた中嶋や「やしま」からの援助船によって停泊させられたが、テロリストは3人しか乗船していないことが分かる。
 TODAYは「やしま」に搭載されていたヘリコプターを使って残りのテロリストたちの行方を探すことになる。TODAYには夏実と美幸の他に勝鬨橋で東海林巡査長を乗せていた。一方徳野警部と木下警部補は不審な黒のスカイラインの報告を受け追跡している最中であった。どうやら新木場にある東京へリポートより逃走するようであったが、木下警部補は不審なヘリコプターの有無の報告は受けていないと話す。黒のスカイラインは徳野警部と木下警部補が乗るレジェンドに幅寄せをして振り切る。と、その現場に到着したTODAYを吊り下げていたヘリコプターが到着し、地上すれすれで追跡していた。夏実はTODAYを吊り下げていたベルトを外そうとし、美幸はTODAYにエンジンをかけ東海林巡査長にシートベルトを締めるように、と。NITROまでONにした美幸、そしてベルトを解除させた夏実、かなり無茶なTODAYの着地ではあったが無事に黒のスカイラインを追跡することが出来た。
 東京へリポートでは緊急着陸を要請していたヘリコプターが着陸しようとしているとき、黒のスカイラインが突っ込んできた。そのヘリコプターで逃走することを計っていたようで、美幸はTODAYをスカイラインに寄せてヘリコプターに近づけないようにしていたが、そのヘリコプターからの銃撃がありそれを避ける美幸のTODAY。TODAY後部からは夏実がモトコンポテロリストたちを追い回すことになる。現場には蟻塚警視正を乗せた中嶋が借りたバイクが急行していた。テロリストたちは中嶋にめがけて発砲しようとしていたので、中嶋は蟻塚警視正を乗せたままウイリーをして銃弾を逃れる。とその後方から夏実のモトコンポが追走し、蟻塚警視正の頭を踏み台にしてヘリコプターに飛び移る形になった。ヘリコプターは重心が不安定となり墜落してしまった、夏実やテロリストたちを振り落として。声を上げて夏実を心配する美幸ではあったが、夏実はTODAYから飛び降りた東海林巡査長によって抱き合いながら転がっていた。
 課長が行方不明になっているとの報告を受けた木下警部補は、夏実と美幸に思い当たるところに行ってみて、とヘリコプターを使かわせてくれた。夏実と美幸は課長が東京タワーに向かっているとしか思っていなかった。東京タワーではやはり課長が到着しており、外を眺めているとそこに柄本警部が現れた。柄本警部が課長に銃口を向けているときに到着した夏実と美幸。柄本警部に今回の事件についていろいろと追求する夏実と美幸、そのとき柄本警部は課長に向けて発砲した。そして外に向けて発砲した柄本警部は東京タワーから飛び降りようとしていた。課長の柄本を死なせるなの言葉に、夏実と美幸は柄本警部に向かって走り出した。
 ようやく事件が終了し、美幸の愛車S800(ヨタハチ)でマンションに帰ることが出来た夏実と美幸。疲れがドッと貯まっているようで、明日からの仕事の大変さに早くお風呂に入りたいと部屋に入って明かりを点けてみると、そこには・・・。

(このあらすじは1999年5月中旬に書き記したものです。)


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