種子百態(覆土編)

野草の種子播きの場合、自然界では
  • そのまま地面に落下。
  • 風が遠くに運んで地面に着地。
  • 昆虫や動物が遠くに運んだ後地面に落下。
  • その他
いずれにしても地面に着いた後、覆土はだれもやってくれません。そこで種子は発芽の条件がそろえば自分で根を地下に伸ばして行く(または種子自体が自分で潜って行く。)と私は考えました。そこでヤマシャクヤクのような大きな種子を除いて覆土は少なめにしています。参考に種子の大きさと覆土の厚さを表にしてみました。
           種子の写真 覆土の厚さ
コケリンドウの種子。
微細な種子で0.1ミリ程度です。このクラスの大きさの種子ですとハガキに用土と混ぜて上からばら播くだけです。
覆土はいっさい無し。
ワタナベソウの種子。
こちらも微細な種子に入ります。大きさは0.5ミリ程度です。この大きさぐらいまではハガキを使います。
覆土無し。
千島ウスユキソウの種子。
1ミリ程度の大きさ。ここまでくれば親指と人差し指で摘んでばら播きができます。
まだ覆土無し。
オウレンの種子。
1.5ミリ程度の大きさ。
やり方は千島ウスユキソウと同じ。
まだ覆土無し。
イブキトラノオの種子。
3ミリ程度の大きさ。ここまでの大きさになると軽く覆土をします。軽い覆土と言う意味が難しく、「用土の粒の間に収まる」と言っているのですが分かりますか。?
シキンカラマツの種子。
大きさ5ミリ程度。やり方はイブキトラノオと同じ。
ヤマシャクヤクの種子。
8ミリ程度の大きさ。野草の中では大粒の種子になります。ここまで大きいと種子2倍程度の覆土(1.5センチ)を行い完全に種子が隠れます。
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Last updated: 2006/5/3