和賀岳

7月17日(日)   (岩手県) 

小杉山は、特に頂上に踏み後が無く、分岐が頂上でした。
ここで、休憩中に錠剤の塩の粒を、欲張って2つもらい、口
に放り込むと、別の人が梅塩の粒を1つくれました。スタート
まじかだったので、3つを全部口に入れて歩くと、しょっぱい・
しょっぱい!和賀岳に着くまで口の中がヒリヒリしてました。
飲み込んでしまおうかと思いましたが、胃がヒリヒリすると、
怖いので口の中で、なめてました。欲張って3つも、もらった
私がバカでした。

甘露水口 ・・・ 滝倉(水場) ・・・ 薬師岳 ・・・ 小杉山 ・・・ 小鷲倉 ・・・ 和賀岳 ・・・ 

小鷲倉 ・・・ 小杉山 ・・・ 薬師平 ・・・ 滝倉(水場) ・・・ 甘露水口

       (歩程 7時間)   (Tリーダーの42人のパーティー)

薬師平は一面が黄色に染まったキスゲの、お花畑でした!
薬師岳とここで、リタイヤする人が5・6人いました。
リーダーが、リタイヤした人を、薬師岳でリタイヤした人と
合流させる為に送って行き、トップが替わると、早い・早い
2番手を、私に代わってもらい、適度にブレーキをかけな
がら登りました。

迎の車は、いませんでした。待っていると、やぶ蚊の大群がおそってきました。下山してすぐ、元気なSさんは、
「走って先に行くから、車で追いついたら拾ってね。」と言って走り出しました。ウワッ!スゴイパワー!やっと
迎の車が来て、走っても・走ってもSさんは、いなくて・・。エッ!と思うほど先まで走って行ってました。スゴイ!
ジョイナーみたい。バスに到着すると、宿の夕飯の時間に間に合わないかもしれないから?コンビには、寄らず
宿に直行しました。荷物をバスに置いたまま食堂に直行しました。
夕飯の、バイキングを食べていると、私たちの班が薬師岳で追いついた、前の班の人が3人いて、口々に「*
さんて、健脚だね!スゴイね!」と私に言ったので、最後バテテいた私は、恥ずかしくなりました。

休憩のたびに、汗拭きタオルを、しぼるとポタポタと音をたて、汗が流れて落ちました。何度も・何度も汗拭き
タオルを、しぼり頑張りました。でも、大きくて・お花畑が素晴らしく、良い山でした!歩けて良かったと本当に
思いました。

甘露水口に着くと、ホッとしました。もうバテテきてました。

甘露水口下山 3:45


林道を、車の迎に来てくれる所まで、頑張って歩きました。
林道を歩いていると、私の後ろを歩いていた人が、「ほんま、
おおきにやで、あんたが調節してくれたからや!」と言って
くれたので、「下山は、調節したわけではないのですよ。
私も、アレが精一杯でした。」と答えました。

下山は、来た道を戻ります。再びキスゲの群生の中を歩き
ます。時間がないのか、「小杉山で休憩せずに、お花畑ま
で行きましょう。」とリーダーが言ったのでまだ平気でついて
歩きました。薬師岳は、寄らず巻きました。ここから先は、
登る時に、下れるかな??と心配した、急坂でゴロゴロ・
ツルツルで長い下りに参ってしまいました。だんだん下りが
きつくなってきて、自分で自分に少しくらい遅くても、怪我
をしたら、もっと迷惑がかかる。確実に慎重に最後まで、
しっかり下ろう!そう思い頑張りました。

和賀岳 12:00〜12:20

頂上手前で、下山してきた、1班とすれ違い、少し行くと
2班とすれ違いました。
景色を見たり、ノンビリと昼食にしました。自分でもこの時
は、思ったほど疲れていませんでした。私の後ろの人が、
2番手の私が後を見ながら上手にブレーキを踏んだので、
「ほんまに、ありがとな!バテテたけど、頂上踏めたのは、
あんたのおかげやわ。」と言ってくれて嬉しかったです。

薬師岳10:00  到着すると、先の車に乗って
行った人達が休憩していました。「えっ!もう追い
ついたの早い!」なんて言っていました。

甘露水口 7:25スタート

甘露水(水場)で、一息入れてからのスタートです。
次の水場の滝倉までは、普通の登山道でした。
滝倉を過ぎると、だんだんキツイ登りになりました。
ここで、待っているとリタイヤする人もいましたが、
まだ私は、この時は平気でした。
薬師岳手前の登りは、道もザラザラで急登でしたが、
まだ頑張れました。

東北300名山の2日目です!

滝倉(水場)まで、休憩をしなかったので、流れてくる冷たい水を飲もうとすると、男性が2・3人顔を洗い出し、
女性が3・4人が、「水を飲もうとしたら嫌だ〜!顔を洗っちゃった〜!」と、泣きそうな顔をして、リーダーに向っ
て言ってました。なぜか、それが可笑しくて1人で笑っちゃいました。冷たい水で元気になりまた下りを頑張り
ました。

小鷲倉に着くと、誰と無く皆が、「あれ?知らない間に、
小杉山通り過ぎちゃったね。」何ていいました。
少し手前で、リーダーが追いつき、トップをまたリーダーが
歩きました。
バテタと言って背中にリーダーに水をかけてもらった人が、
また歩きだしたのを見て、また勉強になりました。
私が、「ここまで来たのだから、意地でも頑張らないと!」
何て言ったら「本当ですよね!」と優しいリーダーが言って
くれました。あと少しの登りです。

薬師岳から見た、和賀岳です。写真の中央の
一番高い山です。

3時起床の4時宿スタート
登山口まで、バスが入れないので、林道手前の駐車場から、レンタカーに乗り換えて3回に分けて送って
もらいます。私たちは、最後の班だったので、待ち時間が、もったいないので林道を歩きました。迎えの車で、
ガタガタ道をかなり走りました。