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1月の西荻の花

霜柱

14.1.24 宮前 慈宏寺 裏畑 14.1.23 どんぐり公園下

霜柱とは「地中の水分が凍ったもの」です。霜柱が出来るための条件は
1.土に水分が含まれていること。 2.毛細管現象が起きるくらいに土がふっくらしていて固まっていない事。 3.土が凍っていない事。 4.空気が0℃以下である事。
以上の条件がそろうと、長い霜柱ができます。土中の水分が毛細管作用により浸出して、気温低下した地表で凍り、氷の柱となって上方へ成長したものが霜柱です。ということは、土の粒子の間に水分が蓄えられていなければ、霜柱は出来ません。例えば、砂利面、砂地など粒子の粗いものや、逆に粒子が詰まっている粘土質の土などは霜柱が出来ません。
富士火山帯の降灰によってできあがった、関東地方の赤土は、適当な毛細管現象出来る性質の土で、地中の水が上がって来やすいのと、日中は0℃以上になり、土が凍るほど寒くない事、これらの条件が重なって西荻でも霜柱が見られる訳です。
ちなみに「霜」は空気中の水分が凍って葉っぱなどにつくもので霜柱とは生成が違います。14.2.17

14.1.10 西荻南4−12 14.1.23 善福寺上池北側
14.1.23 善福寺上池北側 14.1.22 西荻南4−17

西荻の1月の花

紅梅

西荻を回ってみると白梅より紅梅の方が開花が早いようです。
暖冬のせいもあるのでしょうが、この紅梅は今を盛りと咲き誇っています。
やはり異常気象なんでしょうか?
1月に咲く枇杷の花と同様にバラ科です。
実を収穫できるのも、まさに梅雨時の6月です。
バラ科の植物は、全草にアミグダリンという胃の中で分解して青酸になる物質を含んでいます。
果肉、特に種子の中に多いのですが、梅の果肉も、枇杷の果肉も熟してしまえば、アミグダリンは分解してしまいます(種の中には熟しても多量に含んでいますので、要注意です)。
ただ、塩、砂糖、アルコール等に漬ければ、果肉も種子のアミクダリンも分解します。
これは、植物の果肉が熟する前に果肉を食べられないようにしているのでしょう。また種子だけは何時までも絶対食べられないように毒を消さないのでしょう。2005.2.28 西荻南4−24

西荻の1月の花

花の少ない冬季に咲きとても良い香りをあたりに漂わせます。
また、開花から収穫まで半年はかかり、6月の初旬に果物屋の店先に現れ下旬には姿を消してしまいます。
綿毛に包まれた蕾から花を咲かせるのが、厳寒期ですが、北限が房総半島で、産地としては、温暖地である長崎の茂木枇杷が有名ですね。
枇杷の葉療法は有名で、実際かなり効くそうです。万病に効能ありといわれていますが、私が良く耳にするのは、リュウマチや神経痛に温灸すると良いと聞いています。
この枇杷の葉の効能は、なんと大乗仏典である「涅槃経」に初めて紹介され、枇杷の木を「薬王樹」枇杷の葉を「無憂扇」と称しているそうです。
実際の療法は鑑真和上が持ち帰ったとされ、光明皇后が730年に開設した施薬院では枇杷の葉療法がおこなわれていたそうです。また、空海は枇杷の葉の温灸療法を持ち帰り、彼の教えと共に全国に広めたそうです。
バラ科の植物です。
りんご、梨、梅、桃、苺、サクランボ等、果物の多い種類です。
西荻南4−28 2005.1.21

西荻の1月の花

しゃこ葉サボテン

新春を祝ってくれるかのように、ベランダにいっぱい咲きました・・・というより咲き誇っています。この厳しい条件のベランダに適応できるのは、球根のある、水仙、クロッカス、ヒヤシンスとオシロイバナだけです。

サボテン科の植物なので、夏の焼け付くような光線と、冬の戸外の寒冷、鉢植えという激しい乾燥・・・たまの雨と水やりという厳しい条件が最適なのでしょう。

原生種はブラジルの高地に分布する植物で、高地の寒暖と湿寒の変化に耐える植物だそうです。
似たものに、蟹サボテンがありますが、葉が丸みを帯びている位の違いだそうです。

サボテン科の植物は、南北アメリカ大陸とその周辺の島々に限って自生するそうです。
他の多肉植物との違い・・・サボテン科の特徴は、芽の成長点に必ず綿毛があり、それが寒暖から守っているそうです。2005.1.8

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