P905-02
実戦投入で905の有用性を充分感じました。 これから更に熟成させて行こうと思います。 しかし、あんまり概観は変わりません。無理です。 元々、P90のフォルムが好きだし…。 また、人間工学に基づいた設計ですから、そのまま身体に馴染みます。 そもそもP90は電動ガンのベースガンとして開発されたモノですから(ウソ!)、 剛性も充分確保されていて、箱出し状態で充分な強度だし…。 飽きっぽい僕ですが、P90だけはなかなか飽きない。 武器とは命のやり取りをするものですから、 妥協はあり得ません。ある意味究極に研ぎすまされた道具。 究極の機能美が備わっていると僕は思います。 おもちゃとは言え、そのレプリカ。 東京マルイが心血注いで作り上げたP90です。 これからサバゲを始める人にはぴったりです。 勿論、チューニングベースとしても一級品ですから、 バリバリのベテランチューナーも満足できると思います。 激烈カスタムを雑誌などでも良く見かけるのは良い証拠ですね。
ただ、ダットサイトの位置を少し上げてみました。 これは僕の顔が大きい為です。ホントは射線に近い方が良いんですけどね。
バレル長による初速のコントロール
905の中核はバレル長による初速のコントロール。 バレル長150mmで、初速98m/sec(0.2gマキシ)です。 適正ホップで、初速が96くらいに落ちますから、 筒内加速しています(後述)。 撃ち出されるBB弾は、それはもう恐いくらいで、 至近距離ではかなり危ないです。 弾道もグングン伸びる低伸弾道です。 より重いBB弾との相性が良い様です。 0.2g弾だと遠距離で散ってしまいます。 0.3gがベストなんですが、ゲームでは使えないので、 0.25gが今のところベストです。
バレル長を100mmまで落とすと、初速は86m/secまで落ちます。 0.8Jが88m/sec(0.2g)とすると、 余裕でクリアです。 0.8Jでのレギュレーションにも、これで対応できます。 しかし、機関部はそのまま。 ここが905の真骨頂で、 瞬間的に空気を圧縮することで高エントロピーのエアを生成し、 BB弾を弾く。 そこから生まれる恩恵は計り知れません。 その証拠は弾道が如実に物語っています。 それをハイサイクルで行うのですから、反則です。
バレルを何本も切り刻んで、実験しました。 バレル長を変えることで確かに初速は変化します。 長い方が初速は上がります。 チャンバーパッキンに使っている電気くらげ(甘口)は極端に抜弾抵抗が低くなる特性があって、 その為、バレル長の変化が即、初速の増減に関与しているものと思われます。 バレルの中でBB弾は何度もバレル内壁と接触しているようですから、 短い方が良い。これも僕の中では揺るぎない真実になっています。
スリーブ考察
スリーブの効果の検証をしてみました。 スリーブはルーズバレルの延長線上にある認識ですが、 果たしてここで加速は行われてるのか? これは最大の興味の対象でした。 スリーブに消音効果を持たせてみたら?どうなるんだろうと思い、 スリーブに3mm径の穴を無数にあけて、エアを抜き、そこに消音材を入れてマフラーのような構造にして、 サイレンサーをサイトレシーバーに内包させる目的で加工したんですが、 初速が極端に落ちてしまうのです。100→80くらいの激烈な下落です。 「えっ?スリーブで加速してる…。」ってことなのかな。 これは凄い発見でした。そして、バレルから放出されたBB弾をエアが包み込み、二次加速している。 スリーブには触れてない。つまり完全にフローティング状態で。 これが905の弾道の所以なのかも知れません。
しかし、バレル長によって初速は変化していることから、 バレル内での一次加速も明白に存在している。 バレル内での一次加速(基礎的な加速)とスリーブでの二次加速。 これの組み合わせで905はBB弾を加速させているんだと思います。 コグノさんは何て言うだろうか?メールしてみよっと。
バレル基部の気密について
短時間に高エントロピーの圧縮空気を生成し、一気にBB弾を撃ち出すセッティングにおいて、 チャンバーの気密は非常に重要です。 スライドノズル然り、シリンダーヘッド然りです。 しかし、見のがしがちなのがチャンバー回り、殊にホップパッキンからのエア漏れです。 これまで使ったパッキンで一番良いのはプロメのエアシールパッキンで、 肉厚があり、ソフトの素材です。 ただ、抜弾抗力が極端に上がり給弾面で不具合があるので、 選択肢としては、現在、電気クラゲのみになってしまいます。 電気クラゲはクラゲの足がBB弾をせき止める形になる為、 テンションをかけづにBB弾を保持できます。 これによりBB弾の挙動に不確定要素が減ります。 これがショートバレルと高圧縮の組み合わせでは、電気クラゲが最適と判断する理由です。
で、肉厚の薄い電気クラゲで気密をどうして確保するかですが、 いろいろ試してみましたが、 バレル基部のパッキンがかぶる部分に溝を彫り、 グリスを注入する方法がベストでした。 チャンバーに挿入した感覚はちょうど肉厚のパッキンを使った時と同じようで、 キツキツになります。 クラゲの足にグリスがまわることもありませんでした。
マガジンの加工
マガジンの給弾不良に悩まされ続けていました。 これはP90ユーザーの共通の悩みです。 マガジンを分解、内部の清掃、バリ取りなど涙ぐましい努力を続けて来ましたが、 改善したかと思うとダメ。ダメかと思うと淀み無く連射されたり…。 何とも気難しいマガジンです。 ネットの情報である程度、理解はしていたんですが、 給弾用の歯車の片方にBB弾が詰まって給弾不良が起こっているようなのです。 その片方のスペースに詰め物をして、弾が詰まるのを防げばいいのです。
勇気を出してエポキシパテを捏ねてやってみました。 理屈では分かっていても、なかなか踏み切れなかったのはかなり面倒臭かったからです。 でも実際にやってみたらそうでも無くて、 手持ちの3本全部、あっという間に完了しました。 もっと早くやってみれば良かったなぁ。 試しにワンマガジンフルで撃ってみましたが、問題なかったです。 と言うものの、気難しいやつなんで…。 これでダメなら、キットボーイのカスタムマグにでもしてみます。
一つ前の905は…