百万本のバラ
 
  訳詩 加藤登紀子
作曲 R.Pauls 
 


小さな家とキャンバス 他には何もない
貧しい絵かきが女優に恋をした
大好きなあの人に バラの花をあげたい
ある日街中の バラを買いました

※百万本のバラの花を
 あなたにあなたにあげる  
 窓から窓から見える広場を
 真っ赤なバラでうめつくして

ある朝 彼女は真っ赤なバラの海を見て
どこかのお金持ちがふざけたのだと思った
小さな家とキャンバス 全てを売ってバラの花
買った貧しい絵かきは 窓の下で彼女を見てた

百万本のバラの花を
あなたはあなたは見てる
窓から窓から見える広場は
真っ赤な真っ赤なバラの海

出会いはそれで終わり 女優は別の街へ
真っ赤なバラの海は華やかな彼女の人生
貧しい絵かきは孤独な日々を送った
けれどバラの思い出は心に消えなかった

※ くりかえし

※ くりかえし


   


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