† 幸せな日々の中 †

「ニイちゃん、お腹減った〜。」
ティーポはレイの尻尾をおもいっきり引っ張る。
彼は小さな子供と自分の尻尾を奪い合う。
「オレの尻尾を引っ張るなよ!ティーポ!!!」
「だって、お腹が減ったんだもん。」
ティーポはブーブー言いながらレイを見た。
そんなティーポを見て、レイは『ゆかいだねぇ。』と呟く。

レイは食糧を探しに、家を出た。



小さなこの子供を拾ったのは、2週間前。
レイの後を歩いて来た、ティーポ。

親は知らないと言うし、家も知らないと言う。
どこから来たのかも分からない。そうも言った。
けれど誰かが自分をティーポと呼んでいたから。
自分の名前だけは知っている。
小さな子供・・・ティーポは、そうレイに言った。
そして、レイの後を、彼は歩く。


レイは自分の手にあるキノコの数を調べる。
2人が満腹するような量ではない。
自分がガマンしてもいいのだが、ティーポがそれを許してくれない。
・・・そんな事を考えている時。レイは歩くのを止めた。
微かな、獣の声が彼の耳にとどいた。
彼は気配を消し、忍び足で声がする方へ近づく。
そこには、大きな猪が一匹いた。
相手は彼に気付いていない。
レイはキノコを音を出さないようにその場に置いて、ナイフを強く握った。



「お帰り〜!!!ニイちゃん!!!」
家に帰るなり、いきなりティーポはレイに抱きついた。
レイはやれやれ、と言って自分の帰りを待っていた子供に食糧を渡す。
「今日は御馳走だな。」
「わ!!!!猪!ニイちゃん、早く焼いて食べよ!!」
ティーポは嬉しそうに手をパチパチと叩く。

幸せってこんなモノなのかな。
レイはティーポに笑ってみせた。


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レイとティーポ!!!
スキですよ〜♪ティーポさん。
リュウと対する美形キャラ!!(だったと思う。)
↑のは、設定資料集・・・・にあったと思う。 (ーー;)
彼が主人公だったら、物語が色々と変わりますね〜。ホント。
レイが盗賊とすれば・・・ティーポは見習いかしら・・・?(作者様より)