ギター教室 その4

★ルンバ・フラメンカ

 この教室の隠れた目的の一つは、フラメンコギターの合奏相手を養成することだ。
 フラメンコは特にリズミックなものだから、合奏には適している。
 ブレリア、セビジャーナス、ルンバなどパターンが決まっているので、即興でも合わせやすい。
 ギターが弾ける仲間を増やして、みんなで楽しもう。
 
☆三連符p、m、pの練習

 ルンバの前にラスゲアード練習の締めくくりとして、親指を使った三連符の練習をしよう。
 親指と中指(+薬指)による三連符のラスゲアードは、とてもフラメンコらしい歯切れの良い音が出る。
 バイレ(踊り)の伴奏では多用されるので、毎日しつこく練習してマスターしよう。
 弾くときの手首の動きが、うちわや扇子を使うときの形に似ているので、アバニコ(フラメンコで使う扇子)奏法とも呼ばれる。
 のアップ、m(+a)のダウン、のダウンの順番で、これを連続して弾く。
 目標は、ダダダダダと機関銃のような音を出すこと。
 一説によると、3千回以上は繰り返し練習しないとダメなようだ。
 扇子を右手に持ってあおぐような形に、手首を回転させるのがコツ。
 指の力が強い人はあまり手首を使わず弾くようである。
演奏の見本


☆ルンバ・フラメンカ
 
なぜか日本ではルンバを正式なフラメンコと認めない人が多いみたいだ。
 ゼビリアの盆踊り「セビジャーナス」、タンゴの仲間の「ミロンガ」、中南米の「グアヒーラ」、なんでもあるのがフラメンコ。
 タブラオのエンディングは昔からタンゴやルンバが多い。
 もっとおおらかにフラメンコを楽しもう。

 さて、下のフレーズはパコ・デ・ルシア風のルンバだ。
 演奏を聴いて雰囲気をつかんで欲しい。
 小節の始めのは、ねばって引っ張りぎみにダウンする。
 通常はゴルペを一緒に入れるが、これは後から練習すれば良い。
 アップのも、ねばって最後にじゅわっと手のひら全体で弦を抑え込み消音する。
 残りのは添え物のように軽く弾く。

演奏の見本


 をのばすところに軽くアップダウンを入れたもの。
 この他にものアップを一つ後ろにずらしたものなど、いろいろなバリエーションが考えられる。
 自分で工夫しながら、あれこれ試してみると良い。
 
演奏の見本


 ルンバで使われる典型的なコード進行を練習しよう。
 ハイポジションのコードを使って、7フレットから下ろしてくる弾き方もある。
 そばに仲間がいたら、延々とこのコードを弾き続けよう。
 きっと誰かがパコ・デ・ルシアみたいに、適当にファーストのメロディーをつけてくれるに違いない。
演奏の見本(116KB)


 続く(次は楽しい基礎練習だ)
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