本日のまこりんいでたち→
ヒゲ有りです。細かめの、オレンジか薄い茶系のチェックのシャツオーバーで。あわボンの写真とほぼ一緒です。ていうことはあれですか、シャツ、オーバーなのはおしゃれ仕様ですかもしかして。オーバーだとシャツの裾が大分余ってます。袖もちょっと余り目です。そしてやっぱりジーパン。このジーパンが微妙に裾が広く見えるのはナゼなのか。靴は紐無しタイプのスニーカー。グレイっぽいベージュ。髪はかなり長くなってました。括って肩甲骨の真中へんぐらい。席が遠かったので眼鏡がどんなだったかはわからず。対談番組という設定なのでなんかかわいらしげな椅子にすっぽり座っています。
2003年2月9日昼 下北沢本多劇場
リリパットアーミー公演『空天華』 
ゲスト出演時の粟根まことについての報告
      ※『空天華』の感想ではありません
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 開演前、客入れが終わった頃合で粟根さん、スタッフ女性に案内されてさりげなく出入り口脇の客席へ。以降出番まで、そして出番後もずっとその席で舞台をご鑑賞になっていた様子。私の席からは遠すぎて仔細はわかりません。近くの席の人は特に気づいてはいないようでした。
 粟根さんの出番は丁度芝居の真中へん。「過去の有名人の記憶チップから本人のホログラフを作って呼び出し(SFなので^^)、対談する」という設定の、TV番組に登場する『粟根まこと』の役。つまり普通にしゃべるゲストコーナーです(^^)。ただしこの粟根さんは「100年ほど前、元劇団☆新感線の役者で、大麻所持で捕まり、その獄中日記をマンガにして出版したらベストセラーになった、有名漫画家の粟根まこと」氏です。さあ、ここは各人で想像しましょう。
薬物でラリっているまこりん。
    
 …おいしかったですか?では続けますよ?ヨダレは拭いて。
 客席から舞台によじ登る粟根さん。本多劇場の舞台には客席側から上がるための階段は無いようです。なのにどうしてわざわざ客席から登場なのか、女性ゲストの時はどうしてたのか、謎です。ごろりんと横になりながら(多分腰をかばってね)舞台に上がります。その際対談相手のわかぎえふさんに手を引いてもらっています。そして「すいません、ホログラフの分際で手まで引いてもらって」とお礼。わかぎえふさんの役はNHK−BSでよくやってるアメリカの料理番組などで見かける女性司会者風吹き替え調のしゃべりなのですが、馴染みの粟根さん相手にいきなり「ちょう私このしゃべりやめるわ」と素に(^^)。「んで粟根は〜」と呼び捨て(^^)。
わかぎ「アナタいつもはこう綺麗系の…」粟根「いや、綺麗系じゃないですよ」(と顔の前で手をブンブン) わかぎ「や、いつもはこう(と、「ナハナハ」の形で両手を頭上に)いうキレた役か、綺麗系の役じゃないですか。でもこう(と、両手で粟根さんの全身を指し示す)して見ると普通のおっさんですね」という、おそらく今日の客席に粟根まことファンがたくさんいるであろうことを見越しての、わかぎ座長のファンサービス発言をさりげなく流す粟根さん。どこまでもこういう扱いに抵抗しますね。困った大人です。
 対談の内容は、食べ物がテーマの舞台なので食べ物の話ですが、あわボンや会報に載っているのと一部一緒です。孵化しかかった卵の料理は食べられないと思うとか(わかぎさんは好物だそうです。味は甘辛いそうな)、サンボくんに粟根さんの味覚は信用できないと言われた話など。更に、昔新感線の劇団員が、りりぱのお弁当の余りを恵んでもらっていたこととか、天下一品(でしたか?)らーめんの話、それを大王(後藤ひろひと氏)がよく食っているという話。蝗の佃煮も食べられないと思うが大王は子供の頃よく食っていたらしいという話(^^)。「古田の味覚は信用できない」というわかぎさんに「うち(新感線)では比較的信用できる方です」と粟根さん。最も信用できないのはいのうえ座長だということです(^^)。
 「(今度の一件であの時のあなた方の気持ちがよくわかりました」と言うわかぎさんに「(劇団やってて)こういう経験はなかなかないですからね」と笑顔で返す粟根さん。「そんなモノ買う金あったらもっといいもん食いますからね」とうなずき合うふたり。本当は辛いでしょうにオトナですね(^^)。
 対談という設定なので、わかぎさんと向きあってしゃべっていることになっているのですが、話す時はかならず客席を向いて発言されます。さすが舞台の人です。
 セリフのときよりもちょっと高い声で、かるーい感じでもちろん関西イントネーションで楽しげにしゃべられる粟根さん。これがきっとG2氏が好きだと言う「やさしい目をして笑っている粟根」なのでしょう。楽しそうです。まるで花が綻ぶような笑顔です。(すいません私今貧血なうえに花粉症で仕事が押してて疲れが…)
 最後に、物販用の『空天華バンダナ』をもらって客席へ退場。バンダナには「エルメス風」と「グッチ風」があり、カーテンコールでいきなり舞台上のコングさんから「どっちもらいましたか?」と聞かれた粟根さん、予期していなかったらしく大分間が空いてから「…えー、エルメスタイプ」。エルメスタイプってあなたが言うとガンダムの話でもしてるみたいですよ。また、ごろりんと横になってから転がるように降ります。大変そうだ。腰、悪化したのでしょうか?「ガラスの十代」なんか踊ったからかしら…
 粟根さんコーナーは結構長くて10分ぐらいはあったんじゃないかと思います。これはおそらく出演者の休憩時間なのですね。粟根ファンには楽しいひとときでした。
 そんなわけでグッチタイプのバンダナを買って帰るのでした。茶色いほうが欲しかったからです。青いの持ってるんだもんツール・ド・オキナワ土産のヤツ<そんなモノばっかり…     以上でした。