滝を見学した後は、そこから車で少し行ったところにある、
竜神大吊橋へ行ってみました。
歩道橋としては日本最大だそうです。
まだ新しい観光名所のようです。

手前のオブジェが竜神様でしょうか。
馬のようにも見えます。

吊橋はしっかり作ってあるので、
先ほどの袋田の滝にあったような揺れる吊橋ではありません。
スリルがないなーと思ったけれど、
橋の途中に、下をのぞける窓がついていて、
そこから下を見るのはスリルがありました!!
でも、窓部分が曇りガラスみたいになって、
はっきり見えないのがとても残念でした。

吊橋を渡りきったところには、竜神様の絵が描かれていました。
柱の影でよく見えませんが、丸い屋根の建物の、
向こう側の四角い部分に恐ろしげな竜神様の姿があります。
さて、その手前の丸屋根のお堂みたいのは何でしょうか。
これは、木精の鐘(もりのかね)といい、竜神峡の山々に鳴り響く鐘の音を、森の精(小人)が集まって聴く、音楽会をイメージして名づけられたそうです。
愛の鐘、希望の鐘、幸福の鐘の3種類の音色が、
それぞれ100円で楽しめ、とくに愛の鐘は、カップルで手をつないで鐘を鳴らすと、より一層愛が深まるかも?と書かれていました。

というわけで、幸福の鐘を鳴らすことに・・・

小人が音楽会を聞きに集まるどころか、鼓膜が裂けそうな位の大音量で鐘が鳴り響きました。
周囲の人の冷たい視線がささります。

さて、鐘を鳴らすとカードが出てきます。
なになに?「愛される事は幸福ではない。愛する事こそ幸福だ。・・・ヘルマン・ヘッセ」

竜神様とヘッセの言葉のつながりは一体なんでしょうか。