ハイキングコースは思ったより短く、15分か20分ほどで車道に出てきました。
左の写真は不如帰の碑です。
このように引き潮になると碑まで歩いていかれますが、普段は海の中に没しているそうです。
で、この不如帰が何かといえば、徳富蘆花(1868〜1927)という作家が書いた「不如帰」という
小説の中に、逗子が出て来るそうで、それで有名なんだそうです。
この碑の下には徳富蘆花愛用の筆と硯が納められているそうです。
「不如帰」という小説は、日清戦争の時代、家族制度と結核により、
浪子と武男は無理やりに離婚させられる、という悲劇なんだそうです。なんだか難しそうです。
さて、ハイキングコースを終えたら、後は海沿いの舗装された道路を歩きます。
車がビュンビュン走って、排気ガスがすごいです。
海はサーファーとウィンドサーファーがいも洗いのようにたくさんいました。
あんなに隣どおし近づいていて、ぶつかったりしないのでしょうか。
というわけで、逗子駅に戻ってきました。
逗子の駅前は商店街があって、たくさんのお店が軒を連ねています。
激安の衣料品店や、氷川きよしがテレビの撮影で来たという喫茶店があり、
この商店街だけでも、行ったりきたりすれば時の経つのを忘れそうです。
皆様もぜひ、逗子を訪れてみてくださいね。