そもそもハイキングに興味を持ち始めたのは、友達と戸外でおしゃべりをしたことに端を発します。
彼女と私は、会うと興奮して大声でしゃべったり、笑ったりするので、大変周囲の方々にご迷惑をかけてしまうわけです。
かといって、声をひそめてバカ話をするのはストレスがたまります。
そこで私達は大声を出しても迷惑がかからない、戸外で思う存分おしゃべりを楽しむことにしました。
その時は食事をした後、逗子の海岸にて行われました。
次は食事も外でしようということで、野毛山公園で桜（ほとんど散ってたが）を愛でながら、たった２人のお花見大会としゃれ込みました。この時はコンビニとスーパーで食べきれないほどの食料を買いあさり、芝生の上でビニールシートを広げ、ピクニック気分を楽しみました。

この時、私は戸外で食べる食事のおいしさに、久しぶりに目覚めたのです。
子供の頃から外で食べるお弁当は大好きでしたが、大人になってからは、この楽しみは忘れかけていました・・・。

これは、運動した後だと、もっとおいしいのでは・・・？

これがハイキングをしようと思い立った経緯です。

ハイキングの第一回は秦野の弘法山。
メンバーは大学の時の友達２人と私。
初心者なので、ほんの少しの急坂にも、みんなゼイゼイハァハァというていたらくでしたが、
体を動かす楽しさ、そしてその後に味わうお弁当のおいしさは格別でした。
これに味をしめた私達の、次の目標は鎌倉。
地図をしっかり用意していったにも関わらず、なぜか当初決めたルートと逆周りをするという、信じられない出来事に遭遇したものの、これまた楽しいハイキングでした。
３回目はハイキングのメッカ（？）箱根に挑戦です。
小涌谷駅から千条の滝、浅間山、湯坂路を通って箱根湯本へ戻るルートですが、最初の山を越えてしまえば、あとはずーっと下り坂という比較的楽なコースでした。
ただ、下り坂が続くと、ひざが笑ってしまうし、安い靴下だと穴があいてしまいます。
箱根は、その翌月に母と旧街道も歩きました。このコースもなかなか良かったです。
途中から車道の脇を歩くのがちょっとマイナスポイントのような気もしますが。

まるっきり初心者の域を出ていない、へっぽこハイカーですが、それなりにハイキングを楽しんでいます。
自然の美しさ、体を動かすことの楽しさ、ちょっぴりドジってしまった出来事など、皆様にお届けできれば
いいなと考えております。