3時間の精神修行を終えると、そこからは山道になります。
大株歩道入り口でトイレ休憩を済ませ、ウィルソン株へ向かいます。

途中、キツイ山道もありますが、ゆっくりしたペースなので辛くはなかったです。
杉の根っこがあちこちに飛び出てるので、それにつまづかないように歩くのが大変でした。
大岩もあちこちにあるのですが、屋久島の岩は花崗岩で、滑らないのが特徴です。
水の島でもある屋久島は、山道のあちこちで小さな流れが見られ、岩を濡らしていますが、
そのせいですべる事は絶対にありません。

ウィルソン株です。樹齢約2000年の巨大な切り株です。

ところで、屋久杉とは樹齢1000年を越したものじゃないと、そう呼ばないそうです。
1000年に満たないものでも、幹がかなり太く、屋久杉の森は、力強い息吹を感じます。


このウィルソン株は中が空洞になっています。
中に入って撮影してみました。↓

下の写真は夫婦杉です。わかりにくいけど、
太い杉に細い杉が寄りかかるように生えています。

ウィルソン株を過ぎてからは翁杉や大王杉といった、
見所の杉もあります。
どれも太く、存在感のある杉でした。

山道はそれほど辛くないのですが、階段になってる部分は
かなり足腰に来ました・・・