エゾシロチョウ Aporia hippia
ノコギリソウで吸蜜していたエゾシロチョウ♀(上)に♂(下)がつかみかかった 2006年7月9日 北海道帯広市
初夏に北海道に行くと、街中から高山までどこに行ってもエゾシロチョウがたくさん飛んでいます。最初のうちは普段見られないチョウを見て喜ぶのですが、そのうちあまりにどこにでも居てすぐに飽きてしまいます。こんな害虫が本州にいなくて良かったと思うぐらいです。
最近出た図鑑に、「♀の前翅基部の鱗粉が剥げて透明になっていることが多いが、求愛する♂が引っかくからである」というような記述がありましたが、それがまさに上の写真のシーンです。下の写真の♀も前翅がほとんど透明です。
大発生した成虫がナナカマドにとまる 2006年6月27日 北海道上川町
アカツメクサに来た♂ 2009年6月28日 北海道滝上町
アカツメクサに来た♀ 2006年7月14日 北海道浦幌町
ナシの枝で羽化した♀(上)にすぐに♂が飛来して交尾する。 2009年6月28日 北海道上川町
スモモの葉に産卵する♀ 2009年6月28日 北海道東川町
スモモに産み付けられた卵塊 2009年6月28日 北海道東川町
終齢幼虫の集団 2007年5月25日 北海道浦幌町
日本の蝶の幼虫のなかでも屈指の気色悪さだと思う。ところどころコマユバチに寄生された死んだ幼虫もいる。
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