スジボソヤマキチョウ Gonepteryx aspasia
集団吸水するスジボソヤマキチョウ♂(飛んでいるのはたぶんヤマトスジグロシロチョウ) 2007年8月5日 長野県木曽町
ヤマキチョウに比べると翅がペラペラで少し安っぽそうですが、それでもスジボソヤマキチョウは黄色いチョウの中でもかなり気品があるというか、高級感を感じるチョウです。長野県の高原などでは普通に飛んでいますし、東海地方や近畿地方の低山地でも見られるところがあります。私が普段よく歩いている岐阜県東濃地方でも姿が見られ、6月になるとレモンイエローの姿を見せてくれます。
低山地では生息状況が心細いだけに、毎年早春に産卵する♀を見つけるたびに、今年もまだ生き延びていてくれたかと、少しほっとします。
ヤマトラノオに来た♂ 2007年8月5日 長野県木曽町
集団吸水する♂(手前はたぶんヤマトスジグロシロチョウ) 2007年8月5日 長野県木曽町
シロツメクサで吸蜜する♂ 2008年6月16日 岐阜県恵那市
クロウメモドキに産卵する♀ 2006年4月30日 岐阜県恵那市
クロウメモドキの葉を食べる幼虫 2008年5月18日 岐阜県恵那市
翅を傾けて日光浴する♂ 2007年4月15日 岐阜県恵那市 越冬後の春に♂が生き残っていることは少ない |
ボロボロになった越冬明けの♂ 2007年4月15日 岐阜県恵那市 越冬後の個体は♂も♀も裏面が染みだらけになる |
クロウメモドキ枝に産まれた卵 2006年4月30日 岐阜県恵那市 |
クロウメモドキの葉にいる幼虫 2006年4月30日 岐阜県恵那市 |
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