ツマグロキチョウ Eurema laeta
コセンダングサに来たツマグロキチョウ秋型 2007年10月20日 名古屋市守山区
愛知県では、本来の河川敷での発生はほとんどなくなってしまった現在、ツマグロキチョウは住宅造成地などの一時的な荒地で帰化植物のアレチケツメイを食べて発生しています。ただ、造成が進んで宅地になってしまえば当然生息地は消滅してしまう運命にありますし、宅地造成がさらに進んでツマグロキチョウの生息地が広がったとしても、それは周囲の里山がさらに失われ続けるということになります。ツマグロキチョウ自体は滋賀、京都、大阪、岐阜ではおそらく既に絶滅(飛来個体はあるでしょうが)しており、おびただしい数が見られる名古屋市周辺の産地は貴重といえば貴重ですが、この状況は複雑です。
2012年10月14日 栃木県宇都宮市
アレチケツメイの生える荒地で 2007年10月20日 名古屋市守山区
ここのツマグロキチョウはカワラケツメイではなく、帰化植物のアレチケツメイを食べている。
セイタカアワダチソウで吸蜜する秋型 2009年10月24日 名古屋市守山区
ツマグロキチョウが飛ぶ荒地の向こうは工事中 2007年10月20日 名古屋市守山区
コセンダングサで吸蜜する秋型 2007年10月20日 名古屋市守山区
ときどきこのような裏面が赤っぽい個体がいる
アザミで吸蜜する♀と求愛する♂(夏型) 2007年7月13日 熊本県西原村
夏型 2007年9月9日 浜松市浜北区
夏型はキタキチョウとかなり紛らわしい
ヤナギハナガサに集まる秋型 2007年10月20日 名古屋市守山区市 |
秋型の飛翔 2007年10月20日 名古屋市守山区市 |
草地の一角に集まる秋型 2007年10月20日 名古屋市守山区 |
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