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ツマキチョウ Anthocharis scolymus


スミレで吸蜜するツマキチョウ♂ 2009年4月12日 岐阜県恵那市

 毎年春になるとこのツマキチョウを見るのが楽しみです。ゆっくり飛び続けるだけでなかなかとまってはくれませんが、とがった翅の形と、裏の複雑な模様がちらっと見えたとき、今年も春になったという実感が沸いてきます。
 しかしこのチョウ、本当になかなかとまらない種類で、花を訪れることも多くありません。撮影が簡単ではなくて普通種、さらに春先にしかいないとなると、来年、また来年と思っているだけでなかなか撮る機会がありません。


タネツケバナの花に来た♂ 2012年5月4日 岐阜県恵那市

♀ 2011年4月9日 愛知県大府市
この個体は前翅中室の黒い鱗粉が発達している。

ムラサキケマンで吸蜜する♀ 2009年4月19日 岐阜県中津川市

在来種のタンポポで吸蜜する♂ 2009年4月12日 岐阜県恵那市

カラスノエンドウで吸蜜する♀ 2006年4月15日 静岡県掛川市

ホトケノザを訪れた♂ 2010年3月20日 愛知県東浦町

セイヨウカラシナに産卵する♀ 2010年4月11日 愛知県大府市
大府市では、市街地を流れる川の土手で発生している。食草は帰化植物のセイヨウカラシナ。

在来種のタンポポに来た♂ 2008年4月20日 三重県伊賀市

タネツケバナに産卵する♀ 2006年5月8日 熊本県阿蘇町

翅を閉じた♂ 2006年4月25日 岐阜県恵那市
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