旅行記:1日目 その1

★サンフランシスコからシュルツさんの墓地まで★

 自慢にならないが、海外旅行は初めてだ!。準備段階から未知の世界ばかりでいろいろとてこずった点があったが、長くなるのでアメリカ入国までのドタバタは割愛(笑)

 SFO(サンフランシスコ空港)で入国にてこずったものの、無事アメリカに降り立つことができた。

 次に向かうのはレンタカーオフィスだ。

 シャトルバスに乗り込み、5分か10分程でレンタカーオフィスについた。日本であらかじめweb上のフォームに必要事項を入力したものをプリントアウトしていったので思ったよりもスムーズに手続きは済んだ。サンフランシスコの市街地地図をくれたが、サンタローザの地図はないかと訊いてみたところ、広域の地図しかないらしく、思惑とは違ったものしか貰えなかった。

 こうなると、頼りはYahoo!mapsで目的地までの道順を調べてプリントアウトした紙だけだ(笑)

 道中、ゴールデンゲートブリッジを通るコースなので、とりあえず、一般の観光スポットとして著名なだけに立ち寄ってみた。(途中、やっぱり道を間違えてあらぬ方向に向かって走ったらしい)

 ゴールデンゲートブリッジの対岸にあたるサンフランシスコの町並みを遠めに見て再びサンタローザへ走り始めた。

 最初の目的地は、サンタローザ周辺地図をゲットするために、日本でいうJAFに相当するAAAの事務所だ。

 フリーウェイを降りるところで、いきなり目的地と逆方向へ向かう車線に入ってしまい、かなり遠回りをした。(^ ^;
Yahoo!mapsによるとこの辺というところまでようやくたどり着いたものの、それらしい建物はすぐにわからない。

 小さ目のショッピングモールがあったのでとりあえず車を停めてお店の店員さんに訊いてみる。
「このモールの出口をまっすぐ行って右側にすぐあるよ」と言われたので徒歩で向かってみる。右側に注意しながら歩いてみたがそれらしき看板は見当たらない。仕方なく、見知らぬ人にまたも尋ねる。どうやら通り過ぎたところにあるらしい。「来た道を戻って、二つ目の建物だよ」と教えてくれた。注意深く歩いていたら、ようやく見つかった。

 道路沿いの建物で、道路に面してちゃんと看板もある。てっきり、目線よりも高いところにポールか何かで看板が出ているかと思ったら、地面に置いてあった(笑)

 オフィスの中で地図をもらい(JAFとの提携カードを持っていたので無料)、次なる目的地、シュルツさんのお墓がどこか訊いてみる。
訊き方が悪かったのか、シュルツミュージアムの場所を教えてくれた(笑)。なんとか「墓地に行きたい」という旨を理解して貰えたが、どこにあるかは判らないと言う。仕方ない。またもや、Yahoo!mapsで調べた道順が頼りだ。

 ふと時計に目をやると、昼を過ぎていた。フリーウェイに乗ってしまうと街中に降りなければ何も食べられないのでモールの中にあったファーストフード風サンドイッチ屋さんでベーグルサンドを食べることにした。欲しいものを口に出して言ってみるが、発音が悪いせいですぐには判ってもらえない。

 何度か言っているうちに理解してくれたようだったが、次は挟む具を指定しなければならないらしい。トマトは判って貰えたが、レタスは5回くらい口調を変えて言ったらようやく伝わった。その他は、向こうから「これは要るか?」と次々に訊いてくるので「YesかNo」でなんとか形になるものを出してもらった(笑)

 ちなみに、この時、レジのおっちゃんは、「Yes、Yes、」と何でもYesでいいよという、ちょっとからかった態度だった。ちきちょー!!(笑)

 とりあえずの昼食をとり、すぐに出発してもよかったのだが、近くにスターバックスがあったので本場のスタバに入ってみるのも悪くなかろうと思い、ちょっとお茶してから墓地に向かった。

 フリーウェイ12号をまっすぐ西方面へ向かえばいいはずなのに、なぜか走っている道は市街地だ(笑)

 しかも、翌日泊まるはずのモーテルが沿道にあったりする。明らかにミスコースしている。

 車を停める場所もなく、道なりに走っていたら、なにやらショッピングセンターらしきビルの傍にでて、ショッピングセンターの駐車場に車を入れる。ショッピングセンター内にインフォメーションセンターみたいな案内所がないかと探してみたが、それらしきものが見当たらない。店内案内図とにらめっこしていたら、ラッキーなことに、交番がビル内にあるらしい。現地のお巡りさんにお世話になるとは思っていなかったが仕方がない。

 試行錯誤(店内の案内板をちゃんと理解出来なかったらしい)の上、交番にたどり着き、「ここは何処?」と地図持参で訊いた。どうやら、このショッピングセンターはサンタローザプラザというらしい。なんとなく記憶の片隅にあったような気がするが、この時点では墓地に行くことばかりで焦っていた。
(後になって地図で確認してみたが、チャーリーとスヌーピーのブロンズ像がすぐ近くにあったのだ)

 AAAから墓地までのコースをYahoo!mapsからプリントアウトした紙を見せて、「ここに行きたい」と言ったら、指の指した場所が微妙にずれていたのか、もと来た道を教えてくれた(笑)
「いやいや、そうじゃないんですよ。そこを出発して、こっちに向かいたかったんだけど、何故かここに来ちゃったんです」
と再度目的地を示す。
「おお、そうか、君はジャンクションの所で降りちゃったんだよ。OK,解った!この道からフリーウェイ101北方面に乗って、フリーウェイ12号西方面へ乗り継げば大丈夫さ!」(多分、そういうニュアンスのことを言っていたのだと思う)
「オー、イエー、サンキューソーマッチ」とありきたりなお礼を言って目的地に再度向かった。

お巡りさんから説明を聞いていながらも、やっぱり?スムーズにフリーウェイ101に乗れず、少しサンタローザプラザの周りをウロウロした後にコース復帰を果たした。

 12号への乗り継ぎも失敗なく、後は道なりに数マイル走って、「何とか通りにぶつかったら左折」と言い聞かせながら走っていた。(ちなみに、フリーウェイ12号を101から西方面へ走っていると、フリーウェイは途中で一般道対面通行に変わる。)所々で交差点にさしあたるが、予想通り、瞬時に判断するのは難しい。交差点が近くなる度に、プリントアウトされた紙を確認していた。いくつかの交差点を過ぎた後、墓地が左手に見えてきた。
「もしかしてここか?」墓地を左手に見ながら差し掛かった交差点で、ふと通り名をみると目的の通りだ。とりあえず左折する。

 でも墓地への入り口がない。

 プリントアウトした地図とは違うが、墓地を左手に見た通りへ戻って墓地内に車を停める。

 しかし寂れた墓地だ。事前に墓碑を画像でみたが、きれいな芝生の上に立っていた。でもここの芝はあまりきれいではない。管理人事務所らしき小屋を覗いてみたが誰もいない。目的の墓地なのかどうなのか訊くに訊けない。これはピンチだ。とりあえず、墓地内を俳諧してそれらしき墓碑がないか探してみる。

・・・・・やっぱりな〜い(泣)。

 あたりは日が落ち始め、薄暗くなり始めている。あきらめてサンタローザまで向かって場所を確認した後に翌日出直そうかとも思い始めていたところ、犬の散歩に墓地内を歩いていたご夫婦に遭遇!!ダメ元で訊いてみる。
"ミスター・シュルツ"の発音に自身がなかったのと、お供え用に昨年のペプシボトルキャップを持っていたので、それを指し示しながら、
「ここにシュルツさんのお墓はありますか?」(必死)
手にしていたボトルキャップを見て判ったらしく(結局おいらの英語はダメかい!)、
「この墓地じゃないよ。あそこに見える通りをさらに登って行くんだ。判るかい?(と地面上に略図を書いてくれながら)今君はここにいる。そこに見える道路がこれだ。この道をあっち方面に走って・・・そうだな2マイル位かなぁ・・・行くと、もっと奇麗な墓地があって、シュルツさんのお墓はその中だよ。」

 とても親切に教えてくれた。ほんとに困っていただけにすごく嬉しかった。だけど「サンキュー ソーマッチ」としか言えなかった自分がもどかしい。

 それにしても、シュルツさんのお墓がある墓地をこの人たちが知っていてくれたのは今思うととてもラッキーなことだった。

 教えてもらった道を走行距離メータを気にしながら走っていると、1マイル程走ったところで右手に芝生の奇麗な墓地が目に入った。メーターの距離からすると少々手前になるのだけど、念のため車を乗り入れてみる。先ほどの墓地とは違って、とても奇麗で管理事務所もちゃんとしたコンクリート造りのしっかりしたものだった。車を停める場所が管理事務所の傍だったので駐車して待合室らしき建物の中を伺ってみる。夕刻だったので扉は施錠されていて、中には入れなかった。

 周りを見回してそれらしき墓標がないか探していたところで、タイミングよく管理事務所の中から人が出てきた。

 早速ボトルキャップ片手に訊いて見る。

 答えは・・・・「そうよ、この墓地よ。」(やったー!!)「ここから見えるわ。あっちの方にグレーのベンチ型の墓標が見えるかしら?あれがそうよ。」写真を撮ってもいいか確認した後にお礼の言葉をかけてから墓標に向かう。事前にお墓参りされた方の旅行記を見ていたが、その時はビーグルフェスタの時期だったせいかお供えのぬいぐるみなどが沢山だったみたいだけど、この日はひっそりと墓標があって、プレートの傍にある花を供える筒に米国国旗とビニール製らしきスヌーピーが一体あるだけだった。

 もっと早くからPEANUTSと出会えていたら、もしかしたら違う形でお会い出来たかもしれなかったのにと思いつつ、ご冥福を祈ってボトルキャップをそっと供えてきた。(重りも何もつけずに置いてきただけなので風でどこかに飛んじゃったかもしれないなぁ・・・・)

 日が沈みかけてストロボなしでは写真も撮りづらくなって来ていたが、急いでベンチ型の墓標と没年が刻印されたプレートをカメラに収めた。本来ならこの墓地からサンタローザ観光案内所の脇にある「チャーリーとスヌーピーのブロンズ像」を観にいく予定だったが、着くころにはすっかり日が落ちて夜になってしまうので急遽予定を変更してアイスアリーナ付近のモーテルに向かうことにする。