旅行記:2日目 その1

★Depot Parkとシュルツミュージアム★

 今日はほぼ一日サンタローザで遊べる。

 朝食は昨晩買って食べきれなかったマフィンとモーテルでの朝食コーナー(セルフサービスでドーナツやプレーンマフィン、飲み物類を好きに選んで食べられる)で簡単に済ます。

 平日なのでミュージアム開館が午後からとなっていて、午前中はチャーリーとスヌーピーのブロンズ像を観てこようと決めていた。

 ホテルをチェックアウトして、ブロンズ像のあるDepot Parkに向かう。

 地図を見てみると、モーテルに面した通りを真っ直ぐ南下してもよさそうだが、少しでも時間を節約しようと思い、フリーウェイを利用することにした。ランプは2つ程だったが、あっという間に通り過ぎ、フリーウェイを降りるべきところを通り過ぎ、あえなくミスコース(笑)仕方がないので、次のランプまで走り、一旦降りた後に再びフリーウェイに乗り直して最寄りのランプで降りた。

 降りた先がまたよくわからず(苦笑)、周辺をうろうろして、なんとか見覚えのある通り名を探し出し、かろうじて目的地に着いた。

 駐車場もあるが、しっかりパーキングメーターが設置されている。パーキングメータを有効にするには、25セントコインが必要なのだが、あいにくお札しか持ち合わせがない。

 観光事務所が開いていたので、両替出来ないか訊いてみた。答えはOK。作者縁の地とあって、ギフトショップで売られているTシャツが飾られていたり、小さなキャラクタードールやシュルツさんの写真がショーケースっぽく壁に飾ってあったりもする。

 カウンターにはブロンズ像のポストカードも売られている。ここでしか買えないかもしれないので、とりあえず10枚程購入し、室内のショーケースを写真に撮ってもいいか訊いた上でカメラに納める。

 お礼を言った後に外へ出てパーキングメーターにコインを入れた。チャーリーとスヌーピーのブロンズ像をゆっくり観たかったのとちょっとだけ周辺を歩きたかったので1時間分のコインを入れる。

 チャーリーとスヌーピーのブロンズ像自体もカワイイが、周りの柵に円形のプレートが埋め込まれていて、これがまた全部違う柄なのだ。プレイハウス(東京 原宿の輸入ショップ)のカウンターでお客さんが撮ったらしき写真でみたことはあるが、折角自分の足で来たのだから、とりあえず全部の写真を撮ってみた(笑)(すっかり自己満足の世界ですなぁ)

 一通り写真を撮り終えた後に、周辺に何か面白いお店がないかみてみたが、特に見つけられなかった。昨日迷って偶然辿りついたサンタローザプラザもすぐ近くにあった(笑)

 道路脇のポールにもミュージアムの方向を示す標識がついており、わざわざフリーウェイにのらなくても行けそうな距離っぽいことがなんとなく判る情景だ。

 サンターローザを訪れた記念に観光事務所の建物などを数枚撮って下道でミュージアム方面へ向かうことにした。

 道中、度々ミュージアムの方向を示す標識が速度制限のポールに付いていて、道なりに走ってアイスアリーナ、ミュージアムに面する道に繋がる通りを左折すればスムーズに行けるかと思ったが、何故か朝チェックアウトしたばかりのモーテルがすぐ右に見えている(笑)左折するべき通りを直進してしまったらしい。でもまあ、この近辺は昨日も走っていたし、道路も広いので冷静にUターンして改めてミュージアム方面へ向かう。

 時刻は11時頃。

 ミュージアムの開館まではまだ少し時間がある。

 外観や標識の写真を幾つか撮り、Cafeに入ることにした。Cafeは平日の昼間とあってかガラガラで、誰も席についていない。(一応、スケートリンクの方には数人の人たちがホッケーだかフィギュアスケートだかの練習をしていた)

 Warm Puppy Cafeでホットチョコレートのラージサイズを頼んで、店内の壁など写真を撮っていいか確認した後に、シュルツさんが毎朝座っていたらしいテーブルのすぐ隣で一息をつく。

 本来、甘いものはそんなに好きではないのだが、ホットチョコレートのラージサイズはCafeオリジナルの紙コップだったのだ(笑)

 数枚写真を撮り、ホットチョコレートを飲み干した後、紙コップを売ってくれないか訊いてみた。カウンターのおねぇさんは親切でただで一つくれたが、5つ欲しいと無理を言って、強引に「おいくらですか?」と訊いたら、困惑しながらも一つ数セントでレジを打ってくれた(笑)

 変な外人だと思われただろうなぁ(笑)

 次はギフトショップに寄って代理購入で頼まれていた品や、現地ならではのモノを幾つか買う。

 某輸入ショップでは手が出ない品々がここではお手頃価格だ(笑)ミュージアムでの買い物もあるし、翌日からのナッツでの買い物もあるので沢山買いたい衝動を抑えてそこそこで済ませる。

 店内の写真を撮らせてもらおうかどうか迷ったが、ミュージアムの開館時間を過ぎていたので買い物だけすませてギフトショップを後にする。どうせ歩いてすぐの距離なのでミュージアムを観た後に再度寄れるしネ。

 さて、いよいよ本命?のミュージアムです!!

 ミュージアムの創立会員申し込み時にミススペリングしたA4大の会員証とメンバーズカードをしっかりもっていざ入館。

 受付のすぐ脇にお土産コーナーがある。場所的に、入館しなくても買えそうな感じだったけど未確認。品揃えを簡単に確認してからカウンターにいた人に声をかける。

 会員証を手にしながら、「申請時にミススペルしたんですけど・・・・」と申し出ると、名前をちょっと見て、「どこから来たの?」と訊かれたので「日本からです」と答える。すると、受付の人が、そろそろと引き出しからなにやら取り出してくれた。何が出てくるのかと思っていたら、お年玉袋大の紙袋、そしてその中身は、新しい有効期限とミススペルを修正したメンバーズカードだった。

 旅行に出る前に、「メンバーズカードの期限が11/02となっているが館内ショップでの買い物割引特典は使えるのか?、また、名前のスペルを間違えて申請してしまったのだけど修正出来るか?」という問い合わせをメールでしていて、創立会員カウンターで修正できる旨の返事をもらっていたのだが、目の前にいたその人が正にその返事を書いてくれた当人(Bさん)で、この日に来ることを 知らせておいたために事前に修正してくれてくれていたのだ!!

 さらに、名刺(裏面にピーナッツのキャラクターが描かれていて、数種類ある)を一通り揃えてくれた。

 すぐ近くにアルバイトかボランティアと思われる若い女の子もいたけど、その子もそんなに沢山の柄があるとは知らなかったらしく、驚いていた。

 メンバーズカードの引き渡しにあたり、とりあえずパスポートを見せてくれと言われたのでスヌーピーのカバーがかかったパスポートを見てもらう。

 アルバイトの女の子には「クレイジー」と言われたが、ニュアンス的には「なにこれ!あなたハマり過ぎよ」ということかなと想像している。俗語に堪能な方がいらしたらニュアンスを是非教えて下さい(笑)

 日本ではスヌーピーは有名だがPEANUTSはあまり有名ではないだとかわずかばかりの雑談の後、メンバーズカードの他に、会員証のスペルも修正したい旨を申し出ると、「2階の事務所で修正してくるから元の会員証をちょっと貸して」と言われたので預け、館内を観ることにした。

 創立会員入会時に、入場券らしきものが入っていたので、それを提示したが、どうやら、創立会員本人はメンバーズカードを提示すれば入館出来るらしい。なので、友達や家族に使うために取っておきなさいと言われた。(この先今回の会員期限内(2002年12月)に友人と来ることもないのだが、記念にとっておくことにする。
(記念と言えば、メンバーズカードも新・旧両方をくれたので何故か2枚手元にある(笑))

 入館チケットはなく、手の甲にスタンプを押してくれる形だった。この日のスタンプがそうだったのか、スヌーピー柄のTシャツを着ていたり、パスポートカバーがスヌーピー柄だったからなのか、スヌーピーの絵柄のスタンプを押してくれた。

 まず真っ先に寄ったのはトイレだ(笑)予め、トイレ内のタイルにもコミックがプリントされているものが使われていると知っていたので「これは観ねば損!!」とばかりに拝見してきた。

 館内に入ると真っ先に目に入るのは、タウンショップの装飾デザインなどを手がけた大谷芳照氏の「モーフィングスヌーピー」と、小さなタイルにプリントされたコミックを壁に貼って遠めからみるとルーシーがフットボールを支え、チャーリーが駆けているおなじみの絵柄に見える「ウォールアート」だった。

 館内のコーナー毎に説明員の方がいらして、このモーフィングスヌーピーについても、ビーグルから様々なスヌーピーに変身している様子、それが時系列的に表現されていること、42もの層で構成されていること、7200ポンドもの重さがあることなどを教えてくれた。

 ホールを一通り見回したあと、展示コーナーに入ってみる。平日版の原画コーナー、トリビュート作品の原画コーナーの他に、ソファーが数席とテーブルを置いたちょっとした休憩エリアもあり、休憩エリアでは世界各地からのファンレターのファイルが置いてあって自由に閲覧出来るようになっていた。もちろん、日本の方のファンレターもあった。

 原画の展示数は思ったよりも少ない。ミュージアムの公式ページによると、ある程度の期間が経ったら順次入れ替えると書いてあったが、開館後に入れ替えがあったかどうかは不明。トリビュート作品の方は沢山あった。トリビュート作品を観ていたらすこししんみりした気分になった。どなたの作品かは忘れてしまったが、チャーリーのいないマウンド、ルーシーのいない精神分析スタンド、スヌーピーのいないドッグハウス等を描いたのを観た時に、「新たな彼らを目にすることはほんとにないんだなぁ」としみじみ感じてしまった。

 1階の展示物を観た後、2階へ上がってみる。

 リサーチセンターの事務所やら、漫画教室、シュルツさんの書斎の再現コーナー、セントポールにお住いの頃にシュルツさんのお子さんの為に描いたという壁画、各国の出版物コーナー、アポロ10号(母船がチャーリー、月面着陸船がスヌーピーと名付けられた)にまつわる展示、様々な受賞歴の紹介コーナーなどがあった。

 漫画教室に足を入れた時に、たまたまシュルツ婦人がマスコミの方かだれかの案内をしていたらしく、部屋の中にいらした。特にご挨拶もできず、軽く会釈をしただけだったが、間近で関係者の方にお会い出来るとは思っていなかったのでちょっと緊張してしまった。シュルツ婦人は早々に別の所へ行ってしまって広い部屋に自分と説明員の方の二人きりになったところでゆっくりと教室内を観てみる。

 漫画練習用の用紙が4種類程並んでいて、漫画を描きたい人はそれを持って机の方でお絵かきを楽しめる様だ。壁にはフォームを使って様々なコミックなどを描いた用紙が掲示されていて、中には「I come from Japan」と書かれたものもあった。日本から早々に観に来た人もいたんだなぁと思い、ちょっと嬉しくなる。

 説明係の方に「どちらからいらしたのですか?」と訊かれたので、「日本からです」と答えたら、なんと、このコーナーの説明員さんは日系2世の方で日本語でお話ができた。漫画練習用の用紙が他にも沢山の種類があること教えてくれて順番に引き出しを開いて見せてくれた。ここでずうずうしくも、「日本の友達へのプレゼントに何枚かいだいてもよろしいですか?」と訊いて2種類程頂いてきた。

 ただ、大きさがA4よりも縦長でちょっと持ち歩きにくかったかな。

 2階を一通り観たあとは、1階の広場の方だ。階段を降りていくと、受け付けの時に会員証の修正をしてくれた方が「修正終わったわよ、それと、さっきと違う柄の名刺も一緒にあげるわ。修正前の会員証もお持ちなさい。」と至れりつくせりの対応だっだ。

 唯一の屋外アートである、チャーリー建造像とルーシーズキャップを撮る。ルーシーズキャップの下にあるバードバスには仕掛けがしてあって、バードバスの周りをゆっくり歩いてみるとスヌーピーやウッドストックやらのホログラム画像が表面から現れるのだ。!

 スヌーピー絵柄は結構大きくて視線を買えないと見えなかったが、ウッドストックは唯一画面のファインダーに丁度よく収まったのでカメラに納めた。

 他にも、水飲み場がバードバスの形をしていたりして数は少ないけど、どれもこれもアートしてるオブジェばかりでさすがミュージアムといった感があった。

 館内を見終わった後はお楽しみ?の買い物タイム!!

 ミュージアムのロゴTを着た15cm位のぬいぐるみ(立ちポーズと座りポーズの2種)、足の裏にミュージアムのロゴが縫いつけられた30cm位のぬいぐるみ、Tシャツ、ミュージアムのロゴ入り鉛筆、キーホルダー、グランドオープンの文字が入ったマグネット、スチール製しおり、ポストカードセット、メモキューブ、チャーリーの顔が表紙に描かれたスケッチブックなどなど・・・。何故かオハイオ州での展示会のパンフレットもある。

 ミュージアム開館前はPEANUTS Collector Clubでしか買えなかった50 years Happinessのミュージアム版(と言っても表紙カバーの50周年記念マークがミュージアムトレードマークに入れ替わっているだけ)も置いてあった。

 グッズ派の方が喜びそうなのはぬいぐるみくらいで、あとはコミックに興味がある人向けの品が多かったように感じた。まあ、グッズ派の方向けにはギフトショップがあるので敢えてオリジナルグッズを多く作らなかったのかもしれない。

 それでも、知人や友人に頼まれた代理購入品も併せてそれなりの量と金額になる。会計時には知人へのプレゼント用にと、小さめの紙袋を20枚位入れてくれて、更に、開館時に来た人に配ったグランドオープン記念の四角い缶バッチまでプレゼントしてくれた。

 チャーリーの顔が表紙に描かれているスケッチブックは自分の分、代理購入分、知人へのプレゼントと併せて全部で3冊欲しかったのだけど、棚に並んでいた2冊しかないという。仕方がないので2冊で会計して貰ったのだが・・・・
 全部会計し終わった後、Bさんがちょっと待っててと2階の方へ姿を消した。少し待っていたら、「透明ラッピングをはがしたスケッチブックがあるからこれはあなたへプレゼントするわ」と一冊プレゼントしてくれた。このスケッチブック、結構な値段で、$20なのだ。ここまでサービスして貰えるとは思ってもみなかった。こんなに親切にしてもらって帰国したらなんらかのお礼をしなくちゃなぁと思った。

 とても親切にしてもらったことに対してお礼を言って、一旦ミュージアムを後にした。