新潟県三大祭りに数えられる村上大祭は、城下町村上ならではの勇壮にして華麗なお祭りです。
 江戸時代の初期、寛永十年(1633年)に、藩主堀直竒候が現在の西奈弥羽黒神社を造営し、臥牛山の元羽黒から御遷宮したときに遷宮祭を執行したことがそもそもの興りとされています。
 この祭りは、三基の神輿に御神霊を奉遷し、荒馬十四騎と稚児行列を先頭に巡行する「お旅神事」ですが、圧巻なのはその後に続く十九台の「オシャギリ」と呼ぶ屋台山車です。
 オシャギリには、シャギリ屋台、お囃子屋台、仁輪加屋台の三種類があり、見事な彫刻を施したもの、村上伝統の堆朱堆黒の粋をこらしたものなどがあって絢爛たる美しさです。
 毎年七月六日が宵宮、七日が本祭りで、静かだった城下町には鐘と太鼓と笛の音が鳴り響きます。
 私ども
たにがわやの町内、寺町は三番屋台です。
荒 馬
御巡行を先導する荒馬
御神輿
荒馬に続く稚児たちの行列
御神輿
おごそかに進む御神輿
祭屋台 @ 屋 台 順
A 所有町名
B 屋台の種類
C 乗 せ 物
D 製作年代
一番屋台 久保田町衆 @ 一番
A 久保田町
B お囃子
C 住吉大社の景
D 文化9年(1812)製作
  現存では7番目に古い
二番屋台 大町衆 @ 二番
A 大 町
B シャギリ
C 諫鼓に鶏
D 明治5年(1872)に焼失
  明治7年に再製作
三番屋台 寺町衆 @ 三番
A 寺 町
B シャギリ
C 鶴に乗った費長房
D 寛政元年(1789)製作
  現存では4番目に古い
四番屋台 大工町衆 @ 四番
A 大工町
B シャギリ
C 高砂の尉と姥
D 寛政8年(1796)製作
  現存では6番目に古い
五番屋台 小町衆 @ 五番
A 小 町
B シャギリ
C 大黒天
D 明治5年(1872)に焼失
  残存部を使って再製作
六番屋台 塩町衆 @ 六番
A 塩 町
B シャギリ
C 猩々(しょうじょう)
D 安永元年(1772)製作
  現存では2番目に古い
七番屋台 上町衆 @ 七番
A 上 町
B シャギリ
C 梵 鐘
D 嘉永3年(1850)製作
  現存では8番目に古い
八番屋台 細工町衆 @ 八番
A 細工町
B お囃子
C 三番叟
D 大正12年(1923)製作
九番屋台 安良町衆 @ 九番
A 安良町
B お囃子
C 住吉大社の景
D 安政3年(1856)製作
  現存では9番目に古い
十番屋台 小国町衆 @ 十番
A 小国町
B シャギリ
C 孟 宗
D 安永3年(1774)製作
  現存では3番目に古い
十一番屋台 鍛冶町衆 @ 十一番
A 鍛冶町
B お囃子
C 二見浦の景
D 寛政4年(1792)製作
  現存では5番目に古い
十二番屋台 肴町衆 @ 十二番
A 肴 町
B シャギリ
C 鯛にまたがった恵比寿
D 宝暦10年(1760)製作
  現存では1番古い
十三番屋台 長井町衆 @ 十三番
A 長井町
B シャギリ
C 布 袋
D 寛政12年(1800)製作
  現存では10番目に古い
十四番屋台 羽黒町衆 @ 十四番
A 羽黒町
B シャギリ
C 天狗の面
D 平成10年(1998)に仁輪加
  から転向、新規製作
十五番屋台 庄内町衆 @ 十五番
A 庄内町
B シャギリ
C 瓢箪(ひょうたん)
D 平成12年(2000)に仁輪加
  を改造
十六番屋台 片町衆 @ 十六番
A 片 町
B お囃子
C 蘭陵王
D 昭和8年(1933)に仁輪加
  を改造
十七番屋台 上片町衆 @ 十七番
A 上片町
B お囃子
C 天鈿女命
D 昭和9年(1934)に仁輪加
  を改造
十八番屋台 加賀町衆 @ 十八番
A 加賀町
B 仁輪加
C 舌切雀の翁
D 大正11年(1922)製作
十九番屋台 泉町衆 @ 十九番
A 泉 町
B 仁輪加
C 二宮金次郎
D 大正8年(1919)製作