人生の達人?
        
            

 おばあちゃん アクト4      ー人情のあり方ー


おばあちゃんは小さなアパートの管理人さんです。

   あばあちゃんの毎日は
早起きしてアパートのドアを拭いたり、まわりを掃いたり、
   一通りの仕事をしてから、階段の踊り場に花を活ける。

  小さな花瓶は、ネコジャラシにアカマンマが一本づつ入ったらもう一杯。

   横にはなぜか3センチほどの蛙の置物。

  「びっきが好きなんだよ.可愛いよね〜。」
といって何年もそこに置いてあります。


  おばあちゃんは人情家でもあるらしい。。


  アパートの住人のAさん。

  仕事を失って、故郷に帰ることになりました。

   誰にも言わずにある朝早く、私鉄沿線の小さな駅に立っていたら

    涙で顔をくちゃくちゃにしたおばあちゃんが追いかけて来たそうで・・

    手に握った封筒を押し付けながら

    「これで故郷にお土産でも買っていきなさい。」

と言ったそうです。

      中には3000円入っていたとか・・・

    「ほんとうに嬉しかった。」
と後程連絡をいただきました。

         
   
へぇ〜、そうだったんだ〜!おばあちゃん



やっぱりおばあちゃん

すごいんでないかい?



なんにも知らなかったけど

やっぱりおばあちゃん!

さすがおばあちゃん!と思ってしまった。


           



 
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