 
........おばあちゃん アクト5.............ー老いを語るー |
ある日曜日、おばあちゃん
講演を聴きに行くことになりました。
我が家には金曜日からきて体調を整えます。
いよいよ出かける日の朝
おばあちゃんの
お茶、OK!
座布団 OK!
ひざ掛けもOK!!
自分用には、眠くなったときの目覚まし用の飴を準備して・・
家族は、車の準備、地図の確認 OK!!
準備OK!
バタバタと出かけて
しっかりお話を聴いての帰り道。
おばあちゃん: いや〜、素晴らしいお話だったね〜。
家族: そんなに良かった?
おばあちゃん: ん〜、言葉がないなぁ〜。
家族: ふ〜ん・・・その割にほとんど寝てたよね〜(笑)
おばあちゃん: 寝ても、ちゃんとお話は聴いているんだよ。
・・・・・・・
おばあちゃん: 眠くなったのに、寝なかったら年寄りじゃぁないんだよ。
年寄りだから寝るんじゃぁないか!
91年を生きた重みを乗せて
きっぱりと言い切る
おばあちゃんのその説得力に
一同、参りました!
そうか〜・・。そのとおり!おばあちゃん!
やっぱり、おばあちゃん!すごいんでないかい?
ん〜・・
おばあちゃんの迫力に、二の句の告げない
修行の足りない私たちでした。

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