
.......おばあちゃんアクト40..........-優しい時間- |
おばあちゃんの家に
母の日のプレゼントといって
娘が持ってきてくれた紫陽花。
お母さん、どっちが良い?
ピンクとブルーの紫陽花の鉢植え、どっちにしようかな〜
ピンク〜!
大好きなピンクのアジサイ、もらってしまった♪
ブルーのあじさいは、おばあちゃんに♪
さっそく
ベッドの前のタンスの上に置きましたよ。
周りには、いただいたランの鉢植え、
私の活けたお花。
でも、おばあちゃん
お花には何の興味も示しません・・
でも!!でも!
おばあちゃんのベッドを起こしたときです。
目の前のブルーのあじさいが、おばあちゃんの目に映りました。
その瞬間
おばあちゃんの心がキラッと光ったのが見えたような・・
我を忘れたように
見入っているおばあちゃん。
おばあちゃんと紫陽花を見つめる私・・
可憐で素朴で一番あじさいらしい青い花。
おばあちゃん、どこを見ているの?
遠くを見つめるようなおばあちゃんの瞳は
あじさいを通り越して
懐かしい想い出とであっているように見えました。
なにも言わずに流れていく時間が
綺麗で優しくて・・
おばあちゃんをそっと包んでいくようで・・
そのなかで
おばあちゃんの心は自由に羽ばたいているんだね。
そして、そこにいる私・・
なんて幸せな時間でしょう。

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