人生の達人?
  


.......おばあちゃんアクト42..........-車椅子に座る- 


おばあちゃ〜ん、来たよ〜♪


と覗き込む私に
目をつぶりながら

ぼた餅ー


と一言、おばあちゃん。


ヘルパー事業所のMさんが、やってきて

おばあちゃ〜ん?

と声をかけ、姿勢を変えようとすると


ふ〜・・

とか

ん〜・・・


と、うなってばかりのおばあちゃん。

そして、先日から始めた車椅子での昼食。

Mさんに悪いけど、私はここ(ベッド)から動きたくないから

断ってください。

と繰り返します。


さっきから、ご機嫌良くないみたいなの。

ちょっと触ると痛い、いたい、というんです〜


という私に


おかしいね〜。こんな声出したことないのに

ぽっとさん、来ると甘えちゃうのかな。

と、Mさん。

でも、おしゃべりして
ぼた餅食べたら
だんだん元気になってきましたよ。


髪をとかしながら

おばあちゃん、がんばっているんだね〜
偉いね〜


というと、ゆっくり目を閉じて
小さくうなずいたおばあちゃん。


少しづつ車椅子も乗ってみようよ。
ゆっくり移れば良いんだもの。

新しいことは、不安なのかな?
体がきついのかな?

なんて思っちゃうけど・・
無理ないように小さなチャレンジ
今までのようにやっていこうね。

昔のように、椅子に座ってテレビを見ながら
食事できたらいいね。

きっと楽しいよ〜♪






続達人のtop

☆ケアマネージャーが教えてくれたこと☆

寝たきりでいると、体がカルシュームをいらないと判断して
カルシュームを出してしまうそうですよ。
だから、体を起こすことは、とっても大切だそうで。

このアクト42を書いてからも少しづつ車椅子に座っています。
こんな変化がありました。
言葉がすっきりしてきたように感じます。
笑顔がでるようになりました。

でも、まだ車椅子が楽しいとは言いませんけど。

2009/5月のある日