 
実は、わたし オムツを替えるのが苦手なんです。 というか とても下手で・・ 元気なときはしっかりした骨太のおばあちゃんだったし 私は、いまも軟弱な体型だし。 でも現実にはそんなことも言っていられませんよね。 ある歯医者さんで 子どもが怖がって治療がしにくかったけど 些細なことでも予告をしながら治療をすると とてもスムーズに治療ができるようになった。 という話を聞きました。 そんなことを思い出して オムツ替えさせてもらうけど 良いかな〜？ あ、なかなか時間かかって・・ 下手でごめんね。 では、これからはずすよ。 おばあちゃん ちょっとこれから○○するからね。良いかな〜 すこしぬれちゃったから 温かいタオルで拭くよ〜 何度もごめんね。 もういちどこっち向いてもらうからね〜 あれ〜？なんか上手くいかない。 もう一度〜良い？ など、おしゃべりしながらやってみました。 そうしたら いつものオムツかえでは 曲がっている足に、もっと力を入れて 動かそうとしなかったおばあちゃんが 一生懸命足を伸ばそうとしています。 今までの受身をやめて 自分から進んで動こうと思っているみたい。 全部かえて、シーツもかえて たっぷり１時間以上経ってしまいました。 汗いっぱいかいて 終わったときには やったー！！！ 終わったよー！ ありがとう！！ やったね！ と二人で握手して ブンブン手を振っていると 不思議なことに 連帯感まで生まれてしまいましたよ。 嬉しそうなおばあちゃん。 今日の この清々しさは何でしょう。 今日のオムツ換えは 二人の共同作業♪ 終わったときに一緒に味わった達成感は 初めてのものでした。  続達人のtop 2009/6月のある日 |