人生の達人?
  


.......おばあちゃんアクト48..........-おばあちゃん的災難? 2 - 


リーン、リーン!!


土曜日の静かな夜を破るような
突然の電話でした。


おばあちゃん
39.6℃の発熱です。
抗生剤を飲ませて様子をみているところです



ケアマネからの電話でした。


とりあえず落ち着いてきそうだし
夜中も様子を見るので大丈夫です。


というので、日曜日の早朝
おばあちゃんの所に向かいました。

金曜日に行った時には
元気だったのに・・
どうしたことでしょう?


おばあちゃんの家に着いて
ドキドキする思いで

階段を駆け上がりました。


おばあちゃん〜!


部屋にはいると
いきなりヘルパーさんと話す
元気そうな大きな声が・・


おばあちゃん、大丈夫?


という私を見たおばあちゃん。

目を見開き
驚いたように見つめるだけで
口を聞こうとしません。。


あれ??
どうしたのかな?


急な発熱、苦しい症状・・
自分の状態に驚いているのかな??

よく分からないけど、熱も大分下がり
ゼイゼイしてるけど、思ったよりも元気な様子。

ちょっと安心して
帰ってきました。


しかし、再び夜の11時過ぎ
おばあちゃんの家に向かうことに。

気管支のゼイゼイが取れてないというので
救急車を考えて、ケアマネと連絡を取りながら
出かけましたよ。



夜中の1時到着!



おばあちゃんは、静かに寝ていました。
一同ホッとして力が抜けましたよ〜


良かった〜!!


目覚めたおばあちゃんは、
そばにいる私を見て目を丸くしています。


おばあちゃん、姿勢がずれてるよ。

ちょっと姿勢を直そうね。



といって抱きかかえる私を
体をこわばらせ、恐怖の目で見たおばあちゃん



病院?病院??


必死になって聞いています。


行かないよ。安心してね。

ここにいるから。


というとホッとしたように
力を抜いたおばあちゃん。



あ〜・・そうか・

おばあちゃん、この間の話
やっぱり聞いていたんだ。



大丈夫。

どこにも行かないよ。


そういうと安心したように
お水を600ccも飲んで休んだけれど・・



呼吸も楽になって
静かに寝始めたおばあちゃんみながら
思わずつぶやいてしまいました。



おばあちゃん、この間の話・・

やっぱり驚かせちゃったんだね。

気にしていたんだね。

もう〜・・

なんて言ったら良いのか・・

言葉がないよ〜

ごめんね。


でも、このことがきっかけで
おばあちゃんは、夜中でも休日でも
往診してくれる先生に出会いました。

そういう先生に出会えたことは
おばあちゃんや私たちにとって
不幸中の幸い??

いえいえ、
素晴らしく大きな安心になりましたよ♪





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2009/6月のある日