パラオ編

モルディブ・ビヤドゥ旅行記
 
2002.
9.23−2002.9.28

 




9月のお天気は半分賭け。
一応、ご存知の通り「雨期」なんだけど、モルディブでは雨期に雨がずっと降り続いていることはなく、朝晩と日中に何度かのスコール程度。ダイビングをするには特に支障がない・・・・はずだった。
特にこの年の9月は、天気が良い週と悪い週が1週間単位くらいで交互に訪れていた。
マーレに着くとすっごい強風!
夜の暗闇の中、椰子の木がブンブン枝を鳴らす音だけが、不気味に響いていた。
「朝になったら・・・・、風収まるのかなぁ〜?」
と不安に駆られながら、ボートに乗り込んだ。
しかし、このボートが揺れる揺れる・・・・。強風の為、波が高いのだ。
う〜ん、荒れそうだ。。。。
その予感が的中☆



ピーカンに晴れた日の海の色は全然違います。
(これは最終日の海です。(涙)

次の日、朝の光を受けようとカーテンを開けた友人が、「ぎゃ〜〜!!雨降ってるじゃん!」と叫ぶ声で目を覚ました。
もちろん、友人の恨めしそうな目はボテの方へ・・・・。
「え〜、そうでしょうともっ、ボテが悪いんでしょうともっ。どうせ雨女ですからねっ!」
さらに2日目に予定していたフルデイトリップは雨で中止。。。
仕方ないのでボテだけチェックダイブに向かった。
友人二人はショックを隠しきれずに居たが、必死の笑顔で「私たち適当にビーチで遊んでるから行ってきてー」と送り出してくれた。
後ろ髪を引かれつつ・・・・小雨の中、チェックダイブへ。
しかし、日ごとに天気は回復し、3日目、4日目はほぼ期待通りの天候。
到着した時、現地のスタッフに「1週間もすれば、雲が移動して晴れるよ〜」と言われたがどうやらその通り。
その時は「週間しか居ないんだから、1週間後じゃ遅いんだっちゅーの!」と思ったが、自然には適いません。。。やっぱり天気は徐々にしか変わらないのです。
最終日は朝からピーカンでした。(涙)



海外に行くといつも気になるのがチップ。
妙に細かいところのあるボテは、「あっ、小銭がない!どうしよう、外出れない!」などとチップに気疲れしてしまうのだ。
はぁ~、この文化いやだなぁ~。
気にして1ドル札を何枚かポケットにしまって置くんだけど、あわてて渡したりすると1ドル札が重なってたりすることに気づかなかったりする。
ビヤドゥに到着した日も、ドアの前まで運んでくれたポーターにビヤドゥ初チップをドキドキしながら(なんでじゃぁ〜)渡したら、すごく嬉しそうにドアの中まで運んでくれてちゃんとスーツケース台の上まで乗せてくれた。
やっちゃたかな・・・私。

彼らが帰った後、もそもそポケットを探ったら入れていた1ドル札が2枚しか残ってない。3ドルも渡してたんだ・・・・バッグが重いから奮発して2ドル渡したつもりだったのに。

部屋を清掃してくれるルームサービスのスタッフや、ボートを運転してくれるボートスタッフへのチップは最終日にまとめてあげるようにガイドのいっちゃんに言われた。
最終日・・・・忘れないようにしなきゃ、、、とここでまたチップ気疲れ。

 

 

(チョット待ってて〜。ボテのマジシャン姿の
爆笑ショットをアップするから。)
 

レストランの隣にあるバーでダイビングスタッフのトモコさんやカオリータさん、旅行会社のいっちゃんに混ざって飲んでいた時、
「そうだ今日は月曜日だから、マジックショーあるよ。くだらなさが結構おもしろいから1度は行く価値あるよ!」
と教えてくれた。
ちょうどその時、タイミングよく、マジックショーが始まったのでアルコール片手に駆けつけた。
マジシャンはパキスタン人のちょっとムッチリした丸顔のおじさん。
表情がすっごくわざとらしくて面白い。
しばらくすると、英語で何だか言って観客席の方をぐるりと見渡し、ボテを指して「こっち来て!」と合図。
なんでも、マジックの手伝いをして欲しいそうだ。
急な展開でビックリしてるボテの背後で、イントラ達の爆笑の声が・・・・。
「おー、引きずり出されてるよー!」

ボテの他に、イタリア人の男性も調達されて、わけのわからないまま紐の端を持てだの、指をくわえるポーズをしろだの・・・・。
言われるがままにポーズを取るボテに、友人も大爆笑でパシャパシャ写真を撮っていた。恥ずかしいっちゅーの!
翌日からは、その様子を遠くから見てたらしいレストランスタッフにもからかわれ、「プレゼントあげる〜」と5円玉に糸を通して暴れるように細工したモノを手渡されたり、マジックを見ていたマレーシア人の集団からも「よっ!マジシャン!」ってなカンジで挨拶されるようになってしまった。
それに手を振って応えるボテもボテだが・・・・。


 

(準備ちゅうです。
※スキャナー不良により・・・)
 

 

ナジャ・・・ボテ達の席を担当したレストランスタッフ。はにかむような笑顔が素敵で、ボテの友人よっちゃんがつかの間の恋に落ちてた。(笑)
ボテ達は、ナジャと会うなり、モルディブで有名だという覚えたてのヒンディ・ソング「ボチャリソング」(本当の名前は「Who Chali」)を歌ってあげてしまったのが引き金となり、かなりのモルディビアンソング好きと思われてしまった。
毎日のように歌っていたら、ナジャが「あの日本人、モルディブソング歌えるんだぜ」とスタッフルームで話したらしく、他のスタッフからも「歌えるんだって?歌って!」とせがまれた。
ボテ達は聞こえるがままの適当な歌詞で歌ってたので、それがモルディブ人のツボにはまったらしく大うけ。(馬鹿にされてただけかも)
よほど気に入ってくれたのかアリ・ラミーズのCD-ROMをプレゼントしてくれた。
お礼にそのCD-ROMをヒアリングして、カタカナで歌詞を書き取って次の日にレストランで歌ってあげた。
お礼にウタダ ヒカルのCDを上げてきたので、ナジャにあったらウタダの歌を歌ってみてあげてください。


ナベちゃん・・・エクスカーション中、ボテの世話を超焼いてくれたスタッフ。船の中では似顔絵を書いてくれたり、歌やゲームを教えてくれたり、ボテの為に魚を釣ろうとしてくれたり・・・・一生懸命に楽しませてくれた。
        友人よっちゃんが「棒倒し」ゲームを教えてあげたが、頭のいい彼にイキナリ負けていた。そういや彼女はことごとくゲームで負けてたなあ・・・。
        そんな彼は実は子持ちで、子供の話になると顔がにやけ、「どうして子供つくらないの?いいよ、子供はかわいいよ」と真剣に言っていた。
        そうそう最近、海島で雑誌デビューを果されておりました。

  ナスル・・・ダイビングショップ勤務のイントラ?MDかな?
      ちっちゃいんだけど、大兄弟の一番上のお兄さん。
      やんちゃないたずら好きなヤツで、ダイビングボートの上では、いつもトモコさんやカオリータさんにちょっかいだして遊んでる。
      「日本人は何故、長寿なんだ!」と聞かれ、「米かな〜」と適当に応えてしまった。
      モルディブ人は未だに50歳位で亡くなる人も多いとか。(ホント?)      

リゾートで働くスタッフは、モルディブ人やスリランカ人、インド人、バングラディッシュ人などいろいろだが、エリートなのはレストランスタッフや受付スタッフのようだ。
そして、その殆どはモルディブ人で、ビヤドゥではアッドゥ人が多い。アッドゥ人とは、モルディブで一番南にある環礁「アッドゥ環礁」に住む人のことで、アッドウ環礁の主島であるヒッタドゥ島はマーレに告ぐ大都市である。
アッドゥ人は誇り高くて頑固らしい。なので、スタッフと遊ぶ時には、せめてアッドゥの位置くらいは覚えていた方が話が弾むと思います。

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