ボラカイ島・フライデーズ旅行記
2000.8.28-2000.9.3Diving
えぇ〜、今日も西海岸のポイントに舟出せないのぉ・・?
た、頼む、風よ、おさまっておくれ。
晴れてるじゃん。大丈夫だよぉ。
ヤパックに潜りたいよぉ。。。
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晴れたのにぃ・・・波が高くて舟が出せない?
ダイビングショップの話
ボラカイ島にはビーチ通りにそって、たくさんのダイビングショップがある。 旅行のときはなるべく外国気分を味わうためにも、日本人のいない所を好むボテだが、ダイビングだけは別である。
理解できないブリーフィングで海に潜るのは、初心者のボテにとってはパニックの元なのだ。 必ず日本人インストラクターがいるという噂のダイビングショップを探してしまう。
とりあえず、ボテが行ったダイビングショップの紹介をします。
Scuba World(スクーバ・ワールド)
着くなりガイドブックからホテルに一番近く、日本人スタッフのいるダイビングショップを探して電話をしたのがここである。 しかし、日本人スタッフはパラオに行ったと言うではないか!
日本人スタッフがいないならいいです・・・と断るのも失礼かと迷い、結局予約を取ってしまった。
インストラクターはクリストファー。フィリピン人ということだが、フィリピンの人の名前っぽくないなぁなどと思う。 もちろん、誓約書も英語。お店はとっても気さくな雰囲気。
初日は、島の東側の「クロコダイル」というポイントに潜った。後から知ったのだが、このダイビングは安かった。 二本潜って、1075Pだった。こりゃー間違えたのかぁ?と思った。だって、3点セット以外全部レンタルしてたのよ。
英語さえ問題なければ、、、、、、 日本人インストラクターのトモさん(http://www.mmjp.or.jp/inter-island/tomo/)にお世話になる事ができた。
Sea World Diving Center
初日のダイビングを終えて、「やっぱり日本人スタッフの居るショップが良いねぇ〜」と話しながら、ビーチ沿いをボテボテ歩いていたところ、「こんにちは!」 と声を掛けてきた人がいた。あるダイビングショップの前で、迷彩服のようなズボンをはいたそのお方こそ、ボラカイ島でホテルを経営し、「ボラカイ新聞」を発行して いる「タカ」さんであった。流暢な日本語であったにもかかわらず、どこの国の人かわからない雰囲気に飲まれ、「日本人ですか?」とか聞いてしまった。結局タカさんはダイビングインストラクターではなかったのだが、タカさん(http://www.mmjp.or.jp/inter-island/taka/)の紹介で
トモさんは関西弁の陽気なインストラクターで、西風にあれる海をみながら「そろそろこの強風もおさまってくるよ」と励ましてくれた。
海は確かに荒々しいが、モルディブでは潜ってたようなレベルだ。船がビーチに寄せられないのが原因のようだが、桟橋とかあれば良いのに、、、
と溜息が出た。それでも、ヤパックに潜りたいぃぃ〜というボテの強い視線に根負けしたのか、結局2日間は西海岸にダイビングさせてもらえた。
ぼろっちぃ舟なので、エントリーはロクにできず、海面で器具を装着したり確かに大変ではあったが、潜れて満足。
それにしても、ほとんどのダイビングショップが西海岸のダイビングを中止してる中、潜らせてもらえたのは何といっても「アドバンスカード」のおかげであった。
タンク本数25本にも満たないのに、「アドバンスを持ってるから大丈夫」と強行してもらえたのだ。持ってて良かった。。。
ポイントの話
今回は西側の海岸が荒れてただけに、潜れるポイントは限られていた。ただ、西側がベストシーズンでも潜りに行くと言う東海岸の「クロコダイル」 でもそんなに感動する程でもなかったので、おや?と思ってしまった。確かに、ソフトコーラルは素晴らしかったが、投げ入れたブイがソフトコーラルにざっくりはまって 力任せに抜いてる姿をみた為、心が痛んだ。。それでも、特筆すべきはヤパックだ!水深30メートル程潜る為、潜水時間は短いが、魚がすごい。
強い潮流の為、ポイントまで行って岩場にしがみついて大物を待つのだが、マグロやバラクーダ(群れではなかったが)もやってくる し、ツノハタタテダイはサイズが大きくて別の魚かと思ってしまうほどであった。
インストラクターも、「ボラカイ島はヤパック以外は全部おもろないっていう人もいるけど、みんなヤパックは良いって言う」と言っいた。
・・・・・・・同感!