まずは、明日の朝８：１５にダイビングショップ前に集合するように、という指示を受けた。
うぅ・・早い。

ビックリする事に、ログブックのチェックも、Cカードの提示もしないのだ。
ガイドさんに「Cカード持ってる？」って聞かれるだけ。
いくら、セブ島の海はほとんど初・中級者向けだからって・・・ログブックのチェックもしないショップは初めてでビックリ。
いいのか・・・、そんなんで？

ちなみに、このホテルでパックになっているダイビングは全部マクタン島周辺のダイビング。
なんと、体験ダイバーと一緒にボートででかける。その位、流れの少ない穏やかな海なんだろう・・・でも、はっきり言って物足りない。
また、マクタン島でも人気のポイント「ヒルトゥガン」なんかは、パックのダイビングには含まれてない。
旦那は「これは、3本目を潜らせる為の営業的な策略だ！」って怒ってた。
確かに・・・。
いくらパックだからって、マクタン島での4本だけなんて・・・・つまんない。
透明度も悪いし、魚もあまり居ないし。
ボテたちも、初日のマクタン島の2本目が終了した段階で、策略どおり？3本目のヒルトゥガンを申し込むことにした。
それでも気持ちはおさまらず、ダイビングセンターに行って「おもしろいところに連れてけ〜！」と大暴れ・・・。（ウソです。）
「おもしろい所に行きたいです」とご相談した所、「バリカサグかモアルボアル」との回答が返って来た。
もともと、翌日はカビラオ島という離島でダイビングをすることになっていたのだが、カビラオ島は以前はハンマーが出たりして大物スポットとして有名だったが最近は全然とのこと。
もうちょっと足を伸ばせばバリカサグ島に行ける・・と言われ、もうどうせなら確実におもしろい所に行きたいと思い、バリカサグ行きを決定した。バリカサグへ行く途中、カビラオにも寄れるということなので、まずはカビラオで1本、そしれバリカサグで2本というスケジュールとなった。
こりゃぁ〜一石二鳥！なんて喜んでいたが、 なんと、カビラオまで2時間、さらにそこから1時間半かけてバリカサグ・・・。

こうして、翌朝の集合時間が「６：００」となったのであった。。。

そのせいもあり、3本目のヒルトゥガンは急遽キャンセルし、翌日のダイビングに備える事にした。

カビラオで・・・
一本目のダイビングはカビラオ島「ライトハウス」でのダイブ。
カビラオで1番の人気スポットらしい。
ガイドブックによると、潮通しの良い時に30メートルの棚で待機していると、ハンマーヘッドやギンガメアジなどの大物回遊魚の群れに遭遇できるらしい。
でも、現地スタッフの話だけど、これは数年前の話だということ。この話が語り継がれ、日本でもカビラオをオプショナルで組み入れてくる旅行会社が多いそうだ。（ボテの使ったS.T.Wさんもそうだった。）
で、実際・・・大物はいずこへ？？？って感じだったわ。
ただ、透明度は良かった。25メートル〜30メートル位はあったなぁ。もちろん、マクタン島と比べると全然満足。サンゴもまぁまぁきれいだし、魚も大きくないけどたくさん居たので。
でも、大物を期待していったらガッカリすることでしょうね。
ちなみに、P.C.DIVERSのカビラオ島ツアーは1人120$、2人90$です。2本ダイブ付き。

ここが有名なバリカサグ島！

バリカサグで・・・
まってました〜、バリカサグ島！
はぁ・・遠いゼィ。
カビラオからさらに1時間半かけて来たバリカサグ島、１本目に挑戦。
ドッボォ〜ン。
「おぉ・・・！魚が多いぞぉぉ〜。」
ってな感じで、期待通りの魚の多さと、サンゴの美しさ。
ここでは、遠めだがナポレオンやギンガメアジの大群に出会えた。
・・・来て良かった。

1本目を終えて船に戻ると、ビックリ！！
船の上にはお土産を売るおばちゃん達が10人位乗ってるではないか！！
フィリピン人のスタッフは知りあいらしくて、追い返そうとはしてくれない。船の上で、サンドイッチのランチを取る予定だったのだが、おばちゃんたちが気になって気になって。。。
食事中も「貝買って〜。」ってうるさい。
ボテがNo、Thank　you」っていうと、眉間にしわを寄せて「なんでぇ〜？」ってじぃぃっと見つめるのだ。
そんな、近所のおばさんに居そうな位、日本人に親しみのある顔で見つめられるホント心苦しいのだけど。
いらん！
そしてちなみに、バリカサグツアーは１人170$、2人だと140＄です。カビラオ島とあわせていくと、カビラオ島はバリカサグの中間地点なので、重なる分ちょっと安くなります。
2本目は透明度が悪かったけど、やっぱり魚の量はすごい。マクタン島とは比べるのも申し訳ないような、ダイナミックなダイビングが楽しめました。