フィジー旅行記
2001.8.27-2001.9.3

海の話

マナアイランドを出港して、ビチレブ島のデラナウ港に入港した時は、正直がっかりした。
南の島・・・って海ではなく、ジャングル?という海の色。
とにかく、生活廃水が垂れ流しだそうで、泳げたもんではありません。
フィジアンリゾートまで行けば海はダイブきれいになるものの、マナ島とは比較できません。
でも、SPADのあるワーウィックまで行けばかなり改善されます。
ワーウィックはフィジアンの更に先、コーラルコーストにありますが、オススメのダイビングスポット「ベンガラグーン」にも近いので、ビチレブ島に長期滞在&ダイバーにはオススメなリゾートでしょう。
日本人はほとんど居ません。というのも、日本人はホテルでじっくり滞在するというよりは、ボテのようにマナ島へ行ったりするので、デラナウ港から2時間もかかるコーラルコーストに滞在するのは気が向かないのでしょう。
確かに、デラナウ港から1時間かけてフィジアンリゾートに着いただけで、ボテ一家はぐったりだったしね。
でも、ビチレブ島オンリーのプランの人は、候補に上げてもいいんでない?

換金の話

外国に行って心配なことの1つが「いくら換金すればいいの?」ってこと。
今回はマナ島、そしてフィジアンリゾートと、カードが使えるにことはわかっていたが、よく「ダイビングショップ」や「お土産ショップ」では現金しか使えなかったりする。
ダイビングで使えないとなると大事だ!しかも、換金するにはリゾートしか今回はムリそう。(マナ島には銀行はなさそうだし、フィジアンも街から隔離されているので)
結果的には全部カードでOKだった。
マナ島では水一本買うのもサインでOKだったし、フィジアンリゾートでも現金を使うシーンはなかった。
フィジーはチップも要らないので、ホント、ちょぴっとだけでいいと思います。
ただ、空港税は現金なので、これだけは忘れないでね〜。
フィジーの空港で一回だけ換金して、後はカードで過ごしてください。


マッサージ

フィジアンリゾートではビーチサイドにマッサージをしてくれる小屋?がある。
あらかじめ小屋で予約をした方がいいよ。結構、混んでます。
45分で48F$だった。
気持ちいいが、ほぐれるぅ〜という感じではない。これは、何式マッサージなんだ?
この他に、スパもある。
スパには行った事がないので、玄関先でメニューをじっと見て悩んでいたが、結局入らなかった。
行って見ればよかったなぁ〜。
値段はピンきりで、12F$〜190F$まで。

100F$は覚悟した方がよさそうよ・・・。

フィジアンとインド人

フィジーでは、フィジアンとインド人が人口の半分ずついるらしい。
インド人がフィジーに居る理由を知るには、過去の悲しいイギリス支配の歴史を振り返らなければならない。
イギリスがフィジーにサトウキビのプランテーションを開き、その労働者として同じようにイギリス支配下にあった
インド人を移住させたのだ。
なぜか・・?
それはフィジー人がとってものんびりしていて、インド人の方が働き者で経済意識も強かったからだ。
フィジーに行って、なるほどなぁ〜と思った。
街にある2階建ての家は全て「インド人」の家だそう。
フィジアンは村に住み、大抵はインド人の経営者が安いお金でフィジアンを雇っているのだ。
でも、そんなんでもフィジアンは決して不幸せそうじゃない。
その日食べれる分だけ稼げればよい。。という欲のな〜い考え方をしているのだ。
よって、仕事が嫌だったら働かないのだ。(笑)帰っちゃうらしい。
いっしょに働くならフィジアンは大変だそうだ。平気で時間に遅れてくるし、時間になったら即効で帰るし。
でも、そんなフィジアンがボテにはとっても愛らしく写った。
根っからの南国人の血が、フィジアンには通ってるのだろうなぁ。

 

ちょっとおもしろい話

SPADのマサキさんに聞いておもしろい〜と思ったフィジー事情をちょっと。
フィジーではレンタカーをして島をぐるぐる回ることが出来る。フィジーの国道は海岸をぐる〜っと回る道路1本だけだ。
だから観光客でも道に迷うことはない。でも飛ばしすぎてスピード違反でつかまることも。
つかまると200F$も要求されたりするんだって。
でもそんな時は「タバコ」を差し上げてみて〜。2箱で勘弁してもらった人もいるらしい。
さとうきび位しか取れないこの国ではタバコは輸入に頼ってる貴重なもの。喜ぶらしいです。
それでもダメだったら「I LOVE Fiji!!!」って叫んでみて!
なんて、コレで許された人もいるらしい。
・・ああぁなんて愉快な国なんだ。