パラオ編

モルディブ・リーティ旅行記
2004.
9.2−2004.9.9




リーティ
リーティには「sea-explorer」さんが入っている。日本人スタッフも倉田 美由紀さんがいらっしゃるので、日本語でのブリーフィングもOK

 


ハウスリーフにはカメ、ナポレオンの他、ミノカサゴやダルマオコゼなんかもたくさん居ました。

リーティに着くなり、レセプションでダイビングインストラクター美由紀さんが、出迎えてくれた。
事前にメールしていたので、名前もチェックしてくれていた。
「ダイビングするのよね?」
「はい。チェックダイブはいつできますか〜?」
「うん、午前中、今からできるよ!」

え・・・・今から?
とっても嬉しいのですが、、、、荷物が別便で届くことになってた為、水着が無いではないか!!!

そのことを美由紀さんに告げると、
「あっ、じゃぁ、私の水着を貸してあげるよ〜。旦那さんはパンツで大丈夫だよ。ウェア着るし」
とのこと。
かくして、旦那はパンツでダイビングすることになった。
トランクスでまだよかった。(笑

チェックダイブでは、レギュレーターリカバリーと中性浮力チェック、マスク脱着の他、オクトパスブリージングまでフルコースだった。(汗
オクトパスブリージングはCカード取得以来でドキドキしてしまった。マスク脱着は相変わらず苦手で気合でやりとげた。
鼻がツーンとした状態でも、もちろん笑顔で「OK」をだした。(常識よね?
さっさとチェックした後は、リーティのハウスリーフをゆっくり潜ってくれたので、チェックダイブも結構楽しかった。

その後、美由紀さんから
「あなた達はガイド無しで潜って良いよ。」
との驚きの言葉があった。
なんと、年に数回しか潜らないリゾートダイバーなボテ達であるが、『安心して潜らせられる』とお墨付きを頂いた。
ガイド無しなんて・・・・と最初は不安だったが、ハウスリーフも好きなだけ潜れるし、 自分達のペースで好きなとこを見て回れるし、帰るころには楽しくて仕方なかった。
ガイドに頼らない分、魚とかも自分で探し、名前をチェックするようになるし、深度や安全停止などの自己管理も厳しくなる。
「ダイビングって自己管理のスポーツなんだなぁ」と改めて感じた。
 

午後、さっそくリーティのハウスリーフに2人で潜ってみた。リーティのハウスリーフは予想以上に素晴らしかった。さすがバア環礁!
カメやナポレオンにも会えたし、天から降り注ぐようなアカモンガラの群れ。毎日のように3本目はハウスリーフを潜っていた。

無制限ダイビングにするには、参加表明が必要だ。後から、無制限ダイビングの方がダイビングフィーが安いので変更〜ってのは出来ない。
ボテ達もハウスリーフを潜ることがわかった時点で、タンク本数がかさむことを予想し参加表明しておいた。遅くても2日目くらいまでには表明が必要だとか。

ちなみにsea-explorerのお客さんはほとんどがドイツ人、イギリス人、スイス人。
滞在中、ボートに乗ってる日本人はボテ達だけの日が多かった。
よって、ボートの上でのブリーフィングは、まずドイツ語。その次に、希望者がいれば英語。
出発前に美由紀さんが日本語でブリーフィングしてくれる日もあるが、講習とかで居ないと英語を聞くことになる。
ガイドなしなので・・・それはそれは真剣に聞いてしまう。 
 


リーティでは、ボートダイビングとハウスリーフダイビングが楽しめる。

ダイビングボートは2台あり、ヒルトンのドーニと同じように屋根の上で寝転がれるタイプだ。
ボテ達は真っ先に屋根の上にあがり、ポイントに着くまで寝転がったり、リゾート観察したりしていた。

ボートダイビングの場合、午前中に2本潜る。
1本目は遠征し、2本目はリゾートのソバで潜るパターンだ。
1本目と2本目の間で、温かいお茶とココナッツ、チョコバーがサービスされる。

ガイドなしの場合、残圧が50になった時に、自分でフロートをあげて戻るシステム。

午後3本目をボートで潜る場合には、機材をそのままにして上がる。
ボテ達は潜るとしても3本目はハウスリーフにしてたので、機材をダイビングショップまで運んでもらって、2本目が終った時点で機材の洗浄をしていた。

リーティのハウスリーフには、エントリーする為のブイが3箇所ある。
部屋番号105、135、160の沖に浮いており、ここまで泳いで行ってエントリーする。
そして、105、135、160のお部屋の脇にはタンクを置いておく「タンク台」が設置されていて、事前にダイビングショップのタンクボーイ(?)にお願いしておくと、指定の時間に、指定のタンク台にタンク を用意しておいてくれる。
帰りもエギジットする場所(タンク台)を伝えておけば、タンク台からタンクを回収してくれる。
どっちにしても機材を洗いにダイビングショップに戻るが、タンクを置いて移動できるのは楽ちんだ。

(ハウスリーフの潜り方)
 1.ダイビングショップで機材をセッティングして、タンクボーイに
    「○時にNo.XXXからエントリーするので、タンクと機材、お願いします」
   と声を掛ける。
 2.ダイビングショップの脇にあるセキュリティー管理室(?)に居るセキュリティースタッフ、
   ハウスリーフに潜る旨メモを渡す。
 3.時間になったらエントリー場所に向うと、タンク台(?)にタンクとセッティングした機材一式が
  運ばれている。
 4.パッセージからブイのところまで泳いで、エントリーする。
 5.戻ったら、タンク台にタンクだけ置いて、機材はダイビングショップに洗いに行く。


 

リーティ
地図の右上からRoom105、Room135、Room160の3箇所が
パッセージになっている。
タンクボーイには「Room160からエントリーして、Room135でエギジットするよ」
という表現で伝える。
そうすると、Room160のタンク置き場にタンクを運んでくれて、Room135の
タンク置き場にタンクを置いておくと回収してくれる。



ディガリハァ

リーティでは、朝1本目のダイビングは結構遠出する。
ソネバの側のマンタポイント、ネリヴァルティラにも出かける。ネリヴァルティラはものすごく濁ってて、エントリー直後、ティラを見つけられなくて焦ったが、無事マンタ君に会えた。
その他、ディガリハァも結構面白く、ここでもマンタに会った。
バアの海は魚影が濃いとは聞いてたけど、どこを潜っても水準以上、充分楽しめた。
雨季だけに透明度は悪かったけど。。。。

前日に翌日潜るポイントが、ダイビングショップに掲載される。
希望者はその下に、部屋番号と名前を記入してエントリーする。
 

 

最終日の前日にダイビングフィーの清算をする。(といっても金額の確認をして、サインをする。実際のお支払いは最終日にレセプションで一括に)
潜りまくったので2人で$798かかった。まぁ、ボテ達の場合、フルレンタルだからそんなもんだろう。
(明細)
  ・2タンクTrip(チェックダイブのことかな?)       $16×2人=$128
  ・6日間無制限ダイビング(機材込み)         $305×2人=$610
  ・ウェットレンタル                      $6×5日×2人=$60

清算時に、
「チップはどのくらいにしますか?」
と聞かれる。
サービス料は取ってないようなので、ここで代替10%くらいのチップを上乗せしてあげるのが普通らしい。(もちろん、サービスに満足してれば)
正確には1タンクあたり$2か、機材とかボート代を抜いたダイビングフィーの10%が相場とのこと。
ということでボテ達も、
「$50でお願いします」
と告げた。
レシートを貰えるので、そこでサインすれば最終日のレセプションでの会計に計上される。

ついでに、sea-explorerのTシャツがかわいかったので買ってしまった。1枚$25もしたが、しっかりとした生地で何回も洗えそうだったので、記念に奮発してしまった。

余談だが、、、、欧米人は、エギジット後にタンクのリングを残りのエアで洗う「シューーー」って音が大嫌いだそう。
日本人は気前よく「シュパーーーー」と音を出して洗うが、欧米人はそれを聞いてイヤ〜な気分になるそう。
ダイビングスタッフに教えてもらって初めて知りました。ちょっと遠慮しがちに洗いました。


ディガリハァかギラヴァルティラで遭遇したマンタ君。
見よ!この濁り具合を!
目の前に来るまでわからなかったよ・・・。

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