2003/9/15(日) = 恐るべき川平の民宿 & カンドーの阪神優勝!=
6:35に羽田を経つ石垣島の直行便に乗るために、朝3:30に起床した。
初めての石垣島、国内だからと思って移動を甘く見ていたが、「1時間前に集合せよ」という旅行会社からの通達に従うには、始発の電車でも間に合わない。
前泊しようか、車で行こうが悩んだ挙句、やっぱり車で行くことに。
羽田近辺の民間の駐車場を借りることにした。「楽々パーキング」というとこだ。ボテは自他ともに認める「台風女」。
ボテが移動すると台風が時期はずれでも突進してくる。しかも、今回は、まさに台風シーズンの沖縄だ。
台風が来ないわけがない・・・・と判断して、5泊6日と長めの日程でスケジュールを組んだ。
この判断が功を奏したかはおいおい。しかし、その反面、駐車料金は料金は10000円(6日間)もかかってしまった。

さて、初めての沖縄、しかも石垣島。
なんと、ボテの出発日から帰る日までの週間天気予報は「晴れ」。
「うそだ・・・何か落とし穴があるはず」
と半信半疑のまま石垣空港へ降り立った。
 
石垣空港につくと、予約していたOTSレンタカーの人が迎えに来てくれていた。
石垣市内から車で20〜30分はなれた川平村に滞在する予定なため、アクティブに動き回るボテ(というか旦那)には必須のアイテム。 しかし、レンタルの一般的な形態は、到着の日に借りて帰るときに返す方法であるため、ここでも6泊分9500円がヒラヒラと飛んでいった。
金かかるのぅ・・・・われら。
10時には手続きも済み、さっそくレンタカーで島内をぐるりと廻ることに。
天気は快晴・・・・日焼け止めが効かないほどのピーカンな空。

が、まずはお昼ご飯を食べに市内をぶらぶら。
雑誌に載っていた「ボサノバ」に、初めての八重山そばを食べに行った。
「ん・・・微妙」
これが正直な感想。^^;
ラーメン好きのボテとしては、やっぱり麺は腰がないとっ。あ・・・でもソバか。
スープはまぁまぁおいしかったけど、「まぁまぁ」かなぁ。
 

(観光したところ)
・玉取崎展望台:★★★☆
#普通にきれいだった。
・八重山ヤシ群落:★☆☆☆
#うーん、よくわからなかった。入り口にあるお土産屋さんで試食した「ちんすこう」がおしいかったので、いくつかお土産に買ってしまった。
 でも、後日、市内にある石垣公設市場に行ったら、真向かいに同じ店がありました。
ちなみに、ここのおばさんに聞いた話だと、八重山のちんすこうは、那覇など本土のちんすこうより、甘くなくてやわらかいそうです。

あまり見るところが無かったので、夕食ギリギリに到着するつもりが14時は川平村に到着してしまった。
川平湾を望む川平公園に立ち寄り、あまりの絶景に「きれ〜い!」を連発。

「民宿ってこの近くだよね?」
と散歩ついでに辺りをチェックしてると、「ナポレオン」というダイビングショップが目に留まった。
お世話になる民宿「ふるさと」は、「ナポレオン」の隣と聞いていたが・・・・・
「え・・・・あれ?かない・・・ボロいね。こんなものかね?」
旦那と目を合わせてしばし沈黙。
まぁ、同じ民宿に居合わせたリピータさんに後から聞いた話だと、川平の民宿はどこも同じようなものらしい。

とりあえず荷物だけ置かせてもらおうと、宿のおばちゃんにお願いしに訪ねてみた。
すっごく感じのいいおばちゃんがでてきて、快く「2階の奥を使ってください」とのこと。
この方は宿主のおばあちゃんのお手伝いに来ていた娘さんだとか。

初めての民宿・・・・かなり衝撃的だった。
通された2階の奥は4畳半の湿っぽい部屋。カーテンはレールから外れてヨレっとしてる。オウゥッ、ノー!T0T
大げさでなく冷や汗で手が汗ばむ。未経験の地に足を踏み入れたような不安でドキドキしてきた。
まぁ〜おばぁちゃんちに泊まってると思えば、こんなもんかな〜と自分を納得させてみた。
エアコンがコイン(100円で1時間)には参ったけど。。。。
おかげで、買い物をするたびに100円を作るように習慣づいてしまった。
がまん強くないボテ夫婦は、1日12時間位クーラーを入れてたので、エアコン代だけで6000〜7000円くらい掛かってしまったというワケで。

天気が良かったので、気を取り直して、川平公園や憧れのクファブメッドへ足を伸ばした。
クラブメッドは昼食時と夕食時しか一般人は入れないようで、残念ながら襲撃できず。^^; 
とってもリゾート感あふれる作りで「できればこっちに泊まりたいね〜」と恨めしそうに眺めながら後にしました。

そしてこの日はもう一つ大事な事件が。
「阪神、優勝!」
ボテの旦那は生まれてからずっと熱狂的な阪神ファン。
この日、阪神はDayゲームを勝利し、マジックは1に。優勝は、ヤクルトvs横浜にゆだねられていた。
ヤクルトが勝てば、優勝は翌日。

ボテ's旦那は石垣に行く前に阪神が優勝することを切に祈っていたが、阪神があまりにもふがいなかった為、石垣旅行ともろにかぶってしまった。
石垣島滞在中にまちがいなく「優勝」があるだろう。。。いつだ!?
ボテ's旦那は、翌日優勝を想定してあらゆるチャンネルを録画設定してしまっていた為、この日は是が非でもヤクルトに勝って欲しかった。
しかし、あんなに阪神戦では強かったヤクルトが何故か不調・・・。横浜が頑張ってしまっていた。
「ヤクルトがんばれよ。。。」

宿のTVは食堂にしかなく、宿の人とお客さんは「世界柔道」を見ている。
ボテ達は携帯のiモードで、ヤクルトvs横浜戦の行方をチェックしながら、
「ねーチャンネル変えて言いか、頼んでみなよー」
「でも、皆、興味無さそうだし・・・」
「だって、18年ぶりなんでしょ?」
とヒソヒソ話を繰り広げていた。

でも、突然、世界柔道の画面下にテロップが流れ・・・
「ヤクルトvs横浜戦で、横浜が勝った場合には阪神の優勝が決まります。優勝が決まったら、胴上げシーンを放送する為に画面を切り替えて放送します」
と表示されたではないか!
「えらい!NHK!」
かくして、阪神優勝の胴上げシーンを見ることが出来たボテ夫婦だが、旦那は食堂に誰も居なくなった頃を見計らって食堂に行き、夜が更けるまで阪神優勝関連番組を見ていた。
あんた、徹夜明けで明日もぐれるの・・・・?
2003/9/16(月) = 初マンタ記念日=
この日も晴れ。
さっそく石垣島の海を堪能する為に、ダイビングショップ(海講座)へ。
運良く、「マンタ三昧」を唱えるグループと一緒になった為、初日から石崎マンタスクランブルへ行くことになった。

「昨日までは、100%の確率ですよ!」
「特に昨日は3ダイブして3回とも見れました!」
とそのグループの方が口々に言うので、いよいよ憧れのマンタ君と対面か!と期待で興奮。

ところが・・・・1本目、マンタ君現れず。

ボテのマンタ運の無さが本物であることにようやく気づいたそのグループの方々に、
「相当ですね〜。そういう方は船を変わっていただいて・・・」
といぢめられながら、1本目を終えた。
ボテがどんなにガッカリしたかは言うまでもない。。。

しかし、天はボテを見捨てなかった!
2本目、「午後の方が、出るんですよ!」というガイドさんの声もむなしく聞こえる中、あまり期待しないでエントリー。
すると、すると、すぐ目の前に居るではないかっ!
「いや〜ん、マンタ君、会いたかったよー」
ボテはあまりの嬉しさに飛びつきたくなる衝動を抑えて、ガシッと岩に捕まってマンタ君の雄姿に見とれてしまった。

この日がボテの初マンタ記念日となりました。
 
2003/9/17(火) = 50本記念ダイビング&台風発生!?=
この日もどうにか晴れ。
今日のスケジュールは、1本目は山原スカシの根へ、そしてそのまま石崎へ直行の予定だった。
しかし、1本目が終った時に、先に上がっていたチームの人達が波に酔ってしまって、グロッキー。
仕方が無いので、一度、カビラ湾に船を戻すことになった。

しかし、2本目は無事に石崎へ行け、とびっきりの笑顔で(ホントか?)マンタ君がお出迎え〜。
50本記念にマンタ君をバックに写真をとってもらった。
透明度がバツグンに良かったので、出来上がった写真も実にクリア。
マスクで目がつりあがってて、誰だかわかんない・・・感じでもありましたが。
面白いことを言うイントラがいて、「釣り目マスクは環境破壊」だそう。理由を聞いたところ、せっかく美しい海の中で心を癒している時に、釣り目マスクはブサイクで気分がゲンナリしちゃうから・・・・だそう。(笑)
そりゃ〜なりたくてなってるわけぢゃないわい!と反論したところ、彼流正しいマスクのつけ方を教えてもらった。
顔の中心にパーツを集める感じにギュッと顔をしぼませた状態でマスクをつけると、目をあけると吊らないそうな。
そ〜ゆ〜ことは、記念撮影の前に言ってくれよー。

そして、この日の夜、ついに「台風発生!」のニュースが!
やっぱり・・・・・台風に見つかったか。
終ってみれば、この日がマンタの見納めでした。
 
2003/9/18(水) =米原でダイビング&またまたドライブ =
台風の影響で波が高く、石崎マンタスクランブルへは船を出せないとのコト。
なので今日のダイビングは2本とも米原ビーチ沖となった。
1本目の「米原プカピー南」は、期待してなかったのもあるけど超サンゴの花畑が綺麗でカンドーでした。
魚はマクロが中心で、カメラを持っている人たちの撮影会となりました。
そんな時、カメラを持ってきてないボテ達はいつも「ふーん。。。」とテンション下がってたりするんですが、ここでは超可愛い黄色いミナミハコフグに出会い、殆どの時間、ミナミハコフグの前を動かず見とれてました。

波は高かったんですが、 天気は良かったのでダイビング後はまたまたドライブに行った。
川平ファームに行ったり、宮良農園に行ってマンゴージュースを飲んだりして過ごした。

 

2003/9/19(木) = お味噌汁状態の川平湾ダイビング =
台風の影響で、1本カビラワンのみ。
超〜浅瀬のダイビング!はじめてだよ〜あんなに浅いの。
どんだけ浅いかって言うと平均2メートル位で 透明度はすごく悪い。
なので、もともとガイドさんが
「たぶん、見失うと思うので、僕が目印にフローとを持ちながら潜ってるので、見えなくなったら適当に浮上してどの辺に居るか
確認してください」
と言っていた。水深も浅いので、もはやダイビングじゃなくてシュノーケルって感じ。沈むのが難しいので、皆、ウェイトをガツガツ
増やして頑張って沈んでた。
もちろん、エントリーした瞬間、見失いました。

かわいそうに旦那はここで50本を向え、海の中では記念撮影が出来ず船の上で記念撮影。
「俺もマンタと・・・が良かったなぁ」
とガッカリしていた。
でも、ちょうど船に芸能人の「」さんが居たので、それはそれで記念になったと。

 

2003/9/20(金) = 竹富島サイコー=
レンタカーを返して、竹富島へ渡った。
念願の竹富島、レンタサイクルしてぐるぐる走り回った。
石垣のある家々、ハイビスカスなど美しい花が咲誇る風景がずーーーっと広がって、すごくフォトジェニックだった。
竹富島の真ん中辺りでカキ氷を食べた。 黒糖のかきごおりがとってもおいしかった。

石垣島の空港で、ハイビスカスの苗を買って帰った。
30センチ程のちっちゃい苗、花が咲くたびに竹富島を思い出せるかな。
頑張って育てよう〜。
 

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