投稿日 | : 2008/01/09(Wed) 22:29 |
投稿者 | : Hima@豊中美研 |
Eメール | : himata@osaka.email.ne.jp |
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タイトル | : Re: 紙を見ないで描く手法について |
A-Iさん、こんにちは。
「紙を見ないで描く」はそれほど一般的な指導法(勉強法)ではありません。
「右脳を鍛える」についても同じくで、「左脳を抑制する」という意味でしょう。
いずれにせよ、デッサンのうちの形(輪郭)をとることに特化した<促成法>だと思います。
初心者の人がその方法で既成観念(知識・経験・知性など)から離れてうまく形をとれることはありうることです。
でも「紙を見ない」では形(輪郭)以外の構図構成やトーンの勉強は難しいですので、正攻法の勉強ではありませんね。
>紙を見ないで描く手法の方を(時間的に圧倒的な速さなので)
>続けていたほうが良いのでしょうか?
アニメーター志望ならば、初心者・年少者むけの<促成法>に頼るのは不適当ですので「ほどほど」にしておくのが良いと思います。時々試してみてチェックする程度でいいでしょう。
無意識により自由で的確な形がとれることよりも自分が描いた絵を厳しく吟味する「目」を鍛えることのほうが大切なわけです。