[記事リスト] [新規投稿] [新着記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]
|
|||
| 投稿日 | ： 2015/04/25(Sat) 15:21 |
| 投稿者 | ： とりかい |
| ＵＲＬ | ： |
| タイトル | ： Re: アローカナのオスが飛びかかってきます |
春はどの子も興奮気味みたいですね。我が家でも、なんと可愛いだけの筈の茶色烏骨鶏が毎日飛びかかってきます。喧嘩の大好きな軍鶏たちは仕方ないんですけど、うこまで。。。？こんなに可愛がっているのにと、よく腹も立てています。うっかり、赤系の色の入った服を着ている日は特にひどい。オレンジ、紫も大嫌いだそうです。
ある日、鷹が襲ってきて、若い鶏が捕まってしまったことがあります。他のオスたちの情けないこと、軍鶏まで逃げて頭隠して尻隠さずでしたが、なんと、あの憎たらしいだけの茶うこが、必死になって鷹に戦いを挑んでいるではありませんか。。。不恰好な蹴りを何度も入れられて、鷹もそのウザさしつこさに辟易したらしく、捕まえていた子を一度離しました。私も駆け付けて、鷹を追っ払いました。残念ながら、若い子は間もなくショック死。マッサージでも蘇生しませんでした。悲しい気持ちで、死んでしまった子をそっと抱えて立ち上がる私に、また蹴りが。でも、その日から、ヤツを見直しました。よし、つぶすのはやめた。毎日、蹴られながら、ヤツの生涯を見守ることになるでしょう。こんな風にして、うちにはオスがどんどん増えているのですが。
蹴られても痛くないように、作業をするときは厚手のズボンを履いたりしています。
小屋に入るときには、長い棒を持って、まず、ひゅんひゅんやって、威嚇する（だから、ますます攻撃的に？）。軍鶏もいるので、棒を持ち歩くのは必須です。庭の作業をするときは、邪魔だし危ないので、足をつなぐ専用の紐でつないでおきます。最初は嫌がるけど、しばらくすると慣れます。彼らのテリトリーの外では、蹴られることはほとんどありませんが、決まった場所に行くと挑んでくるようです。喧嘩好きな子たちのほとんどは、喧嘩のしすぎですでに爪が無くなっていますが、爪が残っている子は、時々先だけ切っています。捕獲用の網を使う人もいるようです。
キックを恐れてスキンシップをしないと、ますます溝が深まってしまうかもしれないと思い、闘鶏が盛んな国でよくやっているように、ちょくちょく捕まえては、傍に抱えて散歩したり、こちょこちょ可愛がってやったり。それで日々絆を深めている子もいますが、抱えられても突っついてくる子もいますし、生まれながらの喧嘩好きの子は、離したらすぐキックです。でも、それはそれで本当に可愛いと思えるようになりました。キックしてくるくせに、私に餌を勧めてくれたりもしますし、若い頃はブンブンやって他を従えていた子も、歳とって弱くなり、若手に追われるようになると、少しは頭の方は良くなってきているのか、タスケテとばかりに、私の足元に逃げ込むようになってきたり。普段は平和なのに、犬と喧嘩したがる子がいたり、猫派もいたり。病気から回復したら、すっかりぼけてしまったのか、武闘派から平和派に変身したり。以前は、本当にキックが憎たらしくて怖かったけど、積極的に向き合うように（？）なってから、それぞれの個性があるのがとても面白く思え、恐怖心は無くなりました。森のくまさんも、色々工夫して、うまく付き合えるようになれたらいいですね。