●有精卵を冷蔵庫で保管してしまいました。だいじょうぶでしょうか?
私の個人的な経験ですが数日間冷蔵庫保管(家人が間違えて冷蔵庫の卵棚に並べる)した卵を孵化させたことがあります。一般的には常温室内で風通しのいいところでの保管が推奨されています。水(雨)がかかるような場所はだめです。有精卵は糞で汚れていたりしても絶対に水で洗ってはいけません。
例外として気温があまりにも高くなる真夏期には冷蔵庫での保管を推奨される方もおられます。最近は気温が35度以上なんて日もざらにありますからね。室温(常温)で勝手に孵化が始まってダメになることもあるから、とのことです。この場合の冷蔵庫保管も一番温度が高い野菜室などが適当だと思います。間違っても冷凍庫には入れないように。<笑>
●雄鶏を鳴かせないようにする方法はありますか?
朝早く「コケコッコー」とやられるのは困りますね。都会では近所迷惑にならないかとずいぶん気を遣います。
こういう場合は、鳴かせないことよりときどき近所に卵を配ってまわるのが効果的のようです。
冗談はさておき・・・いくつかご紹介しておきましょう。
○低姿勢作戦
雄鶏が鳴くときは胸を張って背伸びして・・・ということで頭が上げられないように天井が15センチくらいの高さの場所に入れておけば鳴かないという画期的な方法です。「伊東家の食卓」とかいうTV番組で紹介されたそうです。(我が家では失敗)
○暗闇作戦
前日の夜に光の入らない真っ暗な箱の中に雄鶏を入れておきます。朝になったと気付かず鳴きません。(我が家ではそこそこ効果あり)
○縛り上げ作戦
足(脚)まで拘束すると鳴かないという話です。やわらかい布で拘束帯をつくって、それを足も含めた鶏の体に巻きつけてかわゆいリボンででも縛って上向き(横向き?)にして置いておくらしいです。
○防音作戦
これは暗闇作戦の時に気付いたのですが、箱の中に入れておくと仮に鳴いても音がくぐもってそれほど気にならない鳴き声になります。発泡スチロールとか、毛布とかうまく防音材を工夫すれば、そして箱を室内に置くようにすれば、近所迷惑を心配しなくてもいいくらいの「音量」になるのでは・・・と思います。
○ホルモン投与作戦
獣医さんで定期的に女性ホルモンを注射していただき、鳴かなくさせるというもの。
費用が毎月一万円以上かかるとのことで・・・実用的ではないですね。それに鶏冠がしぼんで可哀相な容貌になるらしいです。
※費用については獣医さんや製薬会社、ホルモンの種類によって差があるようです。
○その他
手術によって鳴管(声帯に当たる)を除去する法、耳を聞こえなくする方法などあるそうです。
●にわとりの解体方法を教えてください。
私もいちどはやらねばと考えてはいるのですが我が家では小学生の娘の強烈な「抵抗」に遭っていまだに実現できないでおります。・・・ということでいましばらくお待ちください。
参考に青年海外協力隊での鶏の解体実習を紹介する下記のサイトをご参照ください。写真入りで詳しい解説があります。
鶏解体・人はこうして生きているのだ
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