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能書き
Fuzzy.exeは、富士フィルム製デジカメから画像をダウンロードするためのユーティリティです。ダウンロード以外は一切できません。「ファジー」ではなく日本人っぽく「ふじー」と読んでくれると何となく雰囲気がつかめるかと思います。
富士フィルム純正の画像転送ユーティリティを持っていれば、基本的にはFuzzy.exeを使う必要はありません。ただFuzzy.exeにはいくつかメリットがあります。
- スタンドアローンのプログラムなので、事前にインストール等を行う必要がありません。どこか好きなフォルダーにFuzzy.exeをコピーして、ショートカットを作成すればそれだけで動きます。例えば友人の家に遊びに行く際、フロッピーにFuzzy.exeを入れ、あとはシリアルケーブルだけ持って行けば、フロッピーからFuzzy.exeを起動してその場で画像ダウンロードが可能です(友人宅がMacだと苦しいが)。
- フリーウェアなので、大金を支払う必要がありません。また半田付けに自信がある人には、ケーブルの作り方も紹介しています。友人等から古い富士フィルム製デジカメをもらったが、接続キットが無い!といった人にお薦めです。
動作環境
Windows 32bit環境(Windows95/98/NT等)、Win32Sは不可
動作確認
- パソコン
- WindowsNT4.0SP4 PentiumPro 200MHz 無印AT互換機
Windows98 MMX Pentium 166MHz B5サブノート(Chandra2)
- デジカメ
- 富士フィルム DS-10 これは借り物なので、あまり今後の機能アップは期待しないで下さい。
使い方
Fuzzy.exeはスタンドアローンのプログラムなので、事前にインストール等を行う必要はありません。どこかお好きなフォルダーにFuzzy.exeをコピーして、ショートカットを作成すればそれだけで動きます。Fuzzy.exeを起動すると、左のような画面が出ます。操作はとても簡単です。
- まず最初にデジカメとパソコンをシリアルケーブルで接続し、デジカメの電源を入れます。
- COM1と書いてある部分の右にある上下ボタンで、通信ポート番号を設定します。
- 115200bpsと書いてある部分の右にある上下ボタンで、通信速度を設定します。通常は115200bpsで大丈夫ですが、パソコンやデジカメの機種によっては57600bps以下にする必要があるかもしれません。DS-7/DS-8は最高57600bpsまでだそうです。
- C:\imageと書いてある部分に、画像ダウンロード先のフォルダー名を入力します。ダウンロードの際には、ここで指定したフォルダーの下にダウンロードを行った際の年月日・時分秒の名前のサブフォルダーが作られ、そこに画像が格納されます。
- Downloadボタン(または'D'キー)を押すと、画像ダウンロードが開始します。
- Cancelボタン(または'C'キー)を押すと、途中でダウンロードが中止されます。
- Exitボタン(または'E'キー)を押すと、Fuzzy.exeが終了します。終了する際に、通信ポート番号・通信速度・画像格納フォルダー名はFuzzy.exeと同じ場所に、Fuzzy.iniという名前のファイルを作って保存されます。
使い方の応用
Fuzzyは最新の画像から順にダウンロードを行いますので、例えば最初の方の画像は不用で、最後の4枚だけ欲しいような場合は、4枚目のダウンロードが終わった時点でCancelボタンを押せばいいです。
FAQ集
- デジカメコントロールのプログラムを自分で書きたいのですが、通信プロトコルについての資料はありますか?
- 私はFuzzyを作る際に、大野 護氏によるDS-7シリアルプロトコル解析結果を使用させて頂きました。
- シリアルポートを使う他のソフトは正常に動くのですが、Fuzzyはいきなりcamera not respondingと表示して動きません。
- Windows Faxモニター、パームコンピューターリンク、Win/CEモニター、ニコンビューといったアコギなアプリケーションソフトが走っていると、それらのソフトがシリアルポートを独占してしまってFuzzyや他のアプリケーションがそのシリアルポートを使えなくなります。それらのアプリケーションを終了させてから再度Fuzzyを起動してみてください。
- Olympus/Agfa/Nikon/Sanyoのケーブルで接続したのだけど、うまく動きません。
- 富士のケーブルとは一見同じですが、実は配線が2本入れ替わっています。詳細はAppenixを見てください。
- DS-7/DS-8で115200bpsに設定すると動きません。
- DS-7/DS-8は57600bpsが最高値らしいです。
- DS-7/DS-8で使っていますが、残り時間表示が不正確です。
- DS-7/DS-8は、画像ファイルサイズを得るコマンドをサポートしていないので、実際に画像をダウンロードしてみないとサイズが分かりません。とりあえず一画像あたり150KBとして計算していますので、ここで誤差が乗って来ます。ご了承ください。
- FuzzyはTWAIN互換ですか?
- 違います。デジカメでTWAINを使う事はお薦めできません。レタッチソフトからTWAIN経由で画像を開くと、それは一旦JPEGからビットマップ形式に展開されます。ですからそれをハードディスク等にセーブする際に、再度JPEG圧縮が掛けられる事になり、画質が低下するか、あるいはファイルサイズがかなり大きくなってしまいます。また元々の画像ファイルに含まれる撮影日時等の情報も一切消えてしまいます。ですからFuzzyを使ってTWAINを使わずに一旦ハードディスク等にそのままセーブして、それからレタッチソフト等で開いてレタッチする事をお薦めします。
- FuzzyのMac版、パームパイロット版やWindowsCE版の計画はありますか?
- 私はどちらも持っていないので、作る予定はありません。ソースコード付けましたので、やりたい方はどうぞ。
- Fuzzyは2000年対応ですか?
- 多分....
付録:シリアルケーブルの作り方
シリアルケーブルは、グラウンド・送信データー・受信データーの3本だけ接続されています。部品だけ入手できれば簡単に作ることができると思います。またオリンパス等、他機種で同じコネクターを使っているものの接続を変更して使うこともできます。ちなみにオリンパス/アグファの接続ケーブルは、この図の3番と5番の配線が入れ替わっています。
この中で入手が難しいのは2.5mmφのステレオプラグです。秋葉原ですと千石電商やヒロセ等で入手可能ですが、どうしても入手できない場合は3.5φのステレオプラグで作り、ソニーやビクター等の家電メーカーから出ている2.5φ→3.5φの変換アダプターを使うという手があります。
また、部品が入手できなかった人、半田付けに自信がない人は、サンワサプライからケーブル単体が安価に(\2,000以下)提供されていますので、そちらを使われるのが良いかと思います。
V0.2 1999/04/21
- 予想残り時間表示追加
- プログレスディスプレィ追加
- Borland C++Builder4のソースコード添付
V0.1 1999/04/10
- 本プログラムはフリーウェアです。著作権は全て著作者が保持しています。
- 本プログラムの改変は、個人で使用する上では自由です。
- 本プログラムの配布は、マスメディアによる配布や営利目的のための配布を除き、自由とします。ただし配布の際は、本アーカイブの全てのファイルを添付した形で行なって下さい。
- 本プログラムの運用結果について、著作者は一切の責務を負わないものとします。
- 本プログラムを作者に無断で営利目的で使用することは一切禁止します。
- 本ドキュメント内で参照した製品名は、それぞれの企業の商標または登録商標です。
- 本プログラムを作成するにあたり、大野 護氏によるDS-7シリアルプロトコル解析結果を使用させて頂きました。
橘家 鶴蔵 TsuruZoh Tachibanaya
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Fuzzy.exe README Apr.21,1999 Copyright(c) TsuruZoh Tachibanaya