Introduction
江崎グリコ なにわ缶という物体の存在を知ったのは、数年前の事だ。それは「関西企業としてのグリコの特質をフルに生かした商品」だと言う。またそれは「大阪地区限定販売」だとも言う。おお、大阪人だけに許された、密やかな楽しみなにわ缶!私の興味は募るばかりであった。
先日大阪在住の「見習い関西人」がこちらに来た時に、私はこう頼んだ。
「お願いだ、今度来るときに、大阪限定販売のなにわ缶を買ってきてくれ」
しかし彼の答えはこうだった
「何それ?」
親切な彼は、自宅に電話して小学生の息子に聞いてくれた。だが息子も知らないという。ひょっとして販売は会員制なのか?私はなにわ缶を検索するために、グリコホームページを開いてみた。すると、何とインターネットを使えば、ここ神奈川県からもなにわ缶が入手可能なのだ!私は即座にオーダーした。
数日後、我が家になにわ缶が到着した。それは直径18cm、高さ20cmもある、バケツのような、あるいはペンキ缶のような菓子詰め合わせであった。缶の蓋には通天閣と大阪城、側にはかに道楽や食い倒れをはじめとする道頓堀の風景が、昼バージョンと夜バージョンの2種類描かれている。外観からして、まさにコテコテの大阪風と言えよう。なお、このなにわ缶は大阪道頓堀の戎橋にある有名なグリコネオンの五代目完成記念デザインとなっている。底面になにわ缶3と書いてあったところから、どうやら今までに2種類の別バージョンが存在するようだ。
Contents of Naniwa-Can
なにわ缶は、商品種別としては缶入りの菓子詰め合わせである。右のように、江崎グリコの名称の元となった不朽の名作グリコ、大ヒット作ビスコ等、主力商品5種類が入っている。しかしグリコと言えばおまけである。もちろんなにわ缶にもこの原則は生きている。缶自体が既におまけと言えない事もないが、中に入っているおまけとしては、これさえあればなにわ通になれる?なにわマップ、もう1つはなにわウォッチである。
Naniwa Watch
なにわウォッチと言っても、アキバウォッチの日本橋版ではない。真上から見ると、一見単なる派手なデジタル時計だが、普通は平らなガラス/プラスチックをはめ込む所に、何と大阪ドームを彷彿とさせる、みやげ物屋でよく見かける半球状の液体入りプラスチックを付け、中にたこ焼きをつまむタコを封入してしまったのだ!
大きさは、ほぼたこ焼き大である。これは中でタコが動いてくれるという以外に、液晶表示が拡大して見やすいというメリットを生んだ反面、たまに液晶の上にタコがいて時間が分からなくなる、直射日光に当てるとレンズ効果で壊れるかもしれないという欠点も作ってしまった。しかしこの実用を超えた遊び重視のコンセプトこそ、なにわの基本姿勢なのかもしれない。
正直なところ、江崎グリコほどの大企業をして、このような商品を開発させてしまう、大阪という地域の持つエネルギーには敬服する。
How to order?
このなにわ缶、価格は¥2,000で、地方発送の総領は、全国一律¥500である。はっきり言ってこれはお買い得ではないだろうか。詳細は以下のURLを見て欲しい。
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