更新日  2010.5.1

我が家のクレマチス

  
〜スプリング常緑クレマチスの仲間   

4月末から5月初めは、まだ我が家の露地植えの薔薇たちは蕾です。
主役は早咲きのクレマチスたちになります。

常緑クレマチスの仲間はニュージーラント系の交配種で強健。
この時期を小輪多花性の花が華やかに彩ってくれます。
「カトマニージョー」と「ピクシー」をご紹介しましょう。


カトマニー・ジョー

フォステリ系(ニュージーランド系

小輪の白い花がびっしりと雪のように咲く。

樹高 0.5〜1.5m。花径3〜6cm。
特徴的なノコギリ葉をもち、木立ち性に生育するので
観葉植物として鉢植えで楽しむことが出来る。

乾燥に強く、水はけの良い土を好む。
冬も葉が残り、常緑性。ただし寒さには弱い

開花期3月〜4月。弱剪定。

ニュージーランド原種の交配種。

(2010年4月26日撮影)
 
白い花弁と黄色い花芯が対照的で綺麗。
(2010年4月26日撮影)
6号鉢スリット鉢で3年目の株です。

花後に剪定し、側枝を伸ばしたら、6月以降はもう剪定しません。
−5度以下では寒さで枯れこむことがあるので、冬季は出窓に置き、
枯れない程度に水やりを控える方が花付きが良いようです。
常緑性ですから冬季は室内で観葉植物としても楽しめます。

(2010年4月26日撮影)




ピクシー

 
フォステリ系(ニュージーランド系

 小輪でグリーンの花は咲き進むにつれて、やや黄色みを帯びてくる。
開花時には花が株を覆うほどに咲く。優しい香りあり。

  花径約4cm 草丈約80cm 
  開花期4〜5月 中剪定  

(2010年4月23日撮影)
 
我が家ではもう8年になる古株のクレマチスの一つ。
大きくならないので、6号の深鉢のまま育てています。

ツルは伸びてこない木立性なので、
無理に行燈仕立てにせず、滝のように垂直に垂れさせてます。

こちらは、カトマニージョーと違って屋外での軒下管理。
 冬季は乾燥気味にし、寒さにあてると花芽が増えます。

(2010年4月23日撮影)
 2011年の開花です。咲き進むと白っぽくなります。
良い香りがします。
(2011年4月17日撮影)
 
 今年はスリット鉢に植え替えたので、
垂らさずに巻きあげてみました。
(2011年4月17日撮影)