著作権重要判例要旨[トップに戻る]







建築の著作物の「複製」(2)
「大阪府分譲土地申込み企画書事件」
平成120824日大阪地方裁判所(平成11()3635 

 建築に関する図面に従って建物を建築する場合、その建築行為は建築設計図の複製ではなく、建築設計図書により表現された建築の著作物の複製となるところ(著作権法2115号ロ参照)、著作権法にいう「建築の著作物」(同法1015号)とは、すべての建築物を対象とするものではなく、美術の著作物と評価され得るような美的創作性を有する建築物を意味するものと解される。原告企画書及び原告改良企画書中の建築設計図書により表現された建築物は、本来、大型スーパーマーケット及び中高層マンションの併存建物という実用的な建物であり、右のような意味で、著作権法上保護の対象とされるべき建築の著作物と認め得るか疑問である。…











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