著作権重要判例要旨[トップに戻る]







公知の事実と創作性(2)
「多摩地方史跡巡りガイドブック出版事件」
平成130123日東京地方裁判所(平成11()13552 

 著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」をいい(著作権法211号)、その中には「小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物」(同法1011号)が含まれる。右にいう「創作的に表現したもの」とは、必ずしも表現の内容自体について独創性や新規性があるものばかりではなく、思想又は感情についての具体的表現形式に作成者の個性が表れているものであれば、これに当たるものというべきである。したがって、客観的な事実を素材とする表現であっても、取り上げる素材の選択や、具体的な用語の選択、言い回しその他の文章表現に創作性が認められ、作成者の評価、批判等の思想、感情が表現されていれば著作物に該当するということができる。











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