著作権重要判例要旨[トップに戻る]







著作者人格権侵害と著作権侵害との関係(12)
「‘吹きゴマ折り図事件平成230520日東京地方裁判所(平成22()18968/平成231226日知的財産高等裁判所(平成23()10038 

【原審】

 著作者人格権侵害の有無について
 原告は,被告による被告折り図の作成及び本件ホームページへの掲載行為は,原告が保有する本件折り図についての同一性保持権及び氏名表示権の侵害に当たる旨主張する。
 しかし,前記のとおり,被告折り図から本件折り図の表現上の本質的特徴を直接感得することができないのであるから,被告による被告折り図の作成及び本件ホームページへの掲載行為は,同一性保持権及び氏名表示権のいずれの侵害にも当たらない

【控訴審】

 著作者人格権侵害の有無について
 原告は,「へんしんふきごま」の「折り方」は,アイデアではなく,表現の本質的部分であり,「へんしんふきごま」の「折り方」をどのように表現するかも,表現の本質的部分であるとして,被告による被告折り図の作成及び本件ホームページへの掲載行為は,原告が保有する本件折り図についての同一性保持権及び氏名表示権を侵害すると主張する。
 しかし,原告の主張は失当である。
 
上記と同様の理由により,被告折り図から本件折り図の表現上の本質的特徴が直接感得できない以上,原告の主張は前提を欠き,失当である。











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