著作権重要判例要旨[トップに戻る]







著作物の特定性(2)
「浮遊体験装置‘スペースチューブ’事件」平成230819日東京地方裁判所(平成22()5114/平成240222日知的財産高等裁判所(平成23()10053等)  

【原審】

 また,反訴原告本人は,反訴原告本人尋問において,反訴原告装置の上辺中央付近が1本のロープにより斜め上方向に向かって引っ張られており,これにより,反訴原告装置は後方に向かって曲がった形状となっているところ,上記曲線も反訴原告装置の創作性を基礎付ける要素を構成する旨の供述をするが,本件において反訴原告が反訴原告装置として特定する別紙反訴原告装置目録図面には,反訴原告装置の中央付近を引っ張るロープは記載されておらず,反訴原告本人のいう「曲線」の具体的形状が明らかではない上,上記曲線が反訴原告装置の創作性を基礎付けることになる具体的理由も主張されていないのであって,この点を反訴原告装置の創作性を基礎付ける要素に当たるとみることはできない

【控訴審】

 
控訴人は,原審における本人尋問において,控訴人装置の上辺中央付近が1本のロープにより斜め上方向に向かって引っ張られており,これにより,控訴人装置は後方に向かって曲がった形状となっているところ,上記曲線も控訴人装置の創作性を基礎付ける要素を構成する旨の供述をするが,本件において控訴人が控訴人装置として特定する原判決別紙…の図面には,控訴人装置の中央付近を引っ張るロープは記載されておらず,控訴人本人のいう「曲線」の具体的形状が明らかではない上,上記曲線が控訴人装置の創作性を基礎付けることになる具体的理由も主張されていないのであって,この点を控訴人装置の創作性を基礎付ける要素と解することもできない











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