著作権重要判例要旨[トップに戻る]







1122項単独請求の可否
「山野草DVD事件」」平成250829日東京地方裁判所(平成24()32409 

【コメント】本件は、本訴において、原告が、被告に対し、被告がその販売するDVD商品等に原告に無断で原告の撮影した風景の映像動画を複製して頒布したとして、著作権法112条に基づき、DVD商品等からの映像の削除を求めるとともに、不法行為による損害賠償請求権に基づき、所定の損害金等の支払を求め、反訴において、被告が、原告に対し、原告が契約の条項に違反したことを理由に、原告との間の製作委嘱契約を解除したとして、当該契約に基づき、原告の撮影した山野草の映像動画について、被告が著作権を有することの確認、これらを収録した映像素材(原版)の引渡し並びに原告に対する既払金及びこれに対する所定の遅延損害金の支払を求めた事案です。 


(1) 原告は,著作権法1122項に基づき,侵害の停止又は予防に必要な措置として,本件作品からの本件風景映像動画の削除を請求する。ところで,同項によれば,この請求は,独立してすることはできず,侵害の停止又は予防の請求に附帯してしなければならないが,原告は,複製,頒布の停止又は予防を請求していない。そうであるから,独立してした上記請求に係る訴えは,不適法である











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