著作権重要判例要旨[トップに戻る]







ゲームソフトにおけるプログラムの創作行為と画面上の影像の創作行為
「ゲームソフト『猟奇の檻』vs.『真説猟奇の檻』事件」平成201225日東京地方裁判所(平成19()18724/平成210930日知的財産高等裁判所(平成21()10014 

 上記認定事実によれば,原告は,本件ゲームソフトのプログラミングの過程で,シナリオに従って原画(画像),音楽,会話文等のデジタルデータを統合する作業を行ったことが認められるが,上記作業は,シナリオに従って行われたプログラムの創作行為そのものであり,本件ゲームソフトの影像の著作物の創作行為であると認めることはできない
 
すなわち,異なるプログラムによっても,シナリオに従って画面上に同一の影像を表示することは技術的に可能であり,プログラムの創作行為そのものが,これとは別個の著作物であるゲームソフトの影像の創作行為であるということはできない。確かに,控訴人は,Aらの指示に従い,すべてのデータをデジタル化し,その際,イラストをスキャナーで読み込んで着色し,かすれた線を補正するなどの調整作業や諸作業を行ったものであるが,Aらの指示に従って行われたこれらの機械的作業に,格別の創作性があるとは認められない











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